子供の頃、田舎の夏祭に参加したことがありますか?遠くで聞こえる祭囃子にワクワクしながら、浴衣を着せてもらい下駄を突っかけて出かけたものです。夕闇の中でそこだけ提灯でほんのり浮かび上がっていました。素朴な玩具やセルロイドのお面などを所狭しと並べた屋台。金魚すくいの技を教えてもらったり、綿菓子やラムネを味見したり、踊りに飛び入りしたり、とうとう遊び疲れておんぶされて帰っていました。

例え体験がない人でも、心のどこかで求めているノスタルジックな世界。自然や温もりのあった、懐かしいあの時代を訪ねてみませんか。


江差が祭り色へ染まる:8月9~11日/北海道江差町
北海道最古の祭り。約350年以上前、江差の人々がニシンの豊漁を神に報告し、感謝したのが始まり。4基の神輿に豪華・頑強な13台の山車が供奉する形で町中を練り歩く。巡行を終えた神輿を1基ずつ拝殿に納める「宿入れ」が圧巻。
姥神大神宮渡御祭

水面に炎が照り映える:8月16日/岩手県盛岡市
祖先の霊を送り、無病息災を祈る送り盆行事。北上川の明治橋・夕顔瀬橋付近で行われる。夕刻、提灯などで飾られた舟に火が放たれ、川面を流れるのは壮観。動画がダウンロードできます。
舟っこ流し

日本三奇祭の一つ:8月26~27日/山梨県富士吉田市
御輿五基が浅間神社を出発し、街中を練り歩いた後、御旅所に安置されると、上吉田の御師(の家々の前に立てられた大たいまつ、氏子の家々の前の井ゲタを組んだたいまつに一斉に火が入れられ、2キロに及ぶ道路一面が火の海と化す。
吉田の火祭り

叙情豊かな唄と踊り:8月20~30日(前夜祭)/富山県八尾町
格子戸のある旅籠宿が、土蔵造りの民家が往時のたたずまいを偲ばせる越中八尾。その町並みを吹き抜ける二百十日の大風をおさめ、五穀豊穣と永世の繁栄を祈るために、気品高く唄い踊り継がれる山あいの小さな町の祭。
おわら風の盆

クライマックスは海辺に立てた大松明:8月23~25日/石川県輪島市
高さ4~15メートルの大型のキリコ燈籠と堤灯が、御輿の供をして町内を練り歩く。口紅や腰巻姿で女装した若衆が御輿を担いで海中を歩く入水神事。海夜は神社の御輿渡御と勇壮さを競う松明神事が三角州で行われる。
輪島大祭

六色のお幡で家内安全:8月22~23日/京都市
六寺のお地蔵さんを参拝して家内安全と無病息災を祈る。平安末期に始まり、大善、浄禅、地蔵、源光、上善の各寺と徳林庵で集めたお幡(はた)を玄関に吊るすと、厄病退散・福徳招来のご利益があるとされる。
六地蔵めぐり

2万五千匹の金魚が待っている:8月18日/奈良県大和郡山市
金魚の生産量日本一の大和郡山市で行なわれる、金魚すくい日本一を決定する大会。競技はすべて3分間に1人1枚のポイ(すくい網)で何匹すくえるかを競う。 25000匹の金魚を相手に、2150人の腕に覚えの参加者が挑戦する。
全国金魚すくい選手権大会