ブリコを狙うカモメたち
秋田県仁賀保町の海岸に舞うカモメの群れ。冬の日本海の波に打ち上げられるハタハタの卵(ブリコ)を狙って集まってくる。朝夕は空が暗くなるほどの圧巻だとか。
*タイトル写真提供/大井啓嗣さん

「ゼッタイ」シリーズ最終編です。窓から望むパノラマ、ヨットで走る海原、砂浜でのバーベキュー、雄大なサンセット・・・潮風と波を感じる、海辺での田舎暮らし。
「ウン、ここなら暮らしてみたい!」と、田舎暮らしガイドが独断でピックアップした「東北・北海道編」。選定の条件は住民が少なめ、海が近い、移住者のための支援制度があるなど。ゼッタイ「海派」のあなたのためのオススメ地域です。さぁ、東北・北海道地方の海辺に出かけてみよう!


太陽の光エネルギーで動くシンボル塔のある村!
岩手県 普代村(人口約3,400人)

*村のプロフィール
普代村のホームページ
普代村のホームページ
岩手県沿岸北部に位置する海・山の豊かな自然に包まれた村。太平洋に望む沿岸地域は平均標高150メートルの海岸段丘が連なる雄大な自然景観を形成。世界に開かれた「北緯40度の地球村」をキャッチフレーズに、グローバルな村おこしに取り組んでいる。海洋性気候の影響で全般的に冬は暖かく、夏は涼しい。

*村の四季
春/養殖ワカメ・昆布漁、山菜、新緑、おいしい空気
夏/海水浴、港祭り、イーハトーブトライアル大会、漁火
秋/ふだいまつり、太平洋と海岸段丘の紅葉
冬/アワビ漁、鵜鳥神楽巡業、炭炬燵

*特産品
新巻鮭、いくら、すき昆布、生ウニ丼、松茸、霊芝

*移住のためのここがポイント
就農関連施策として、村営住宅・農地の借地や農業制度資金借入の斡旋などの実績がある。ふだい21世紀大作戦の基本施策として、水産業では恵まれた漁業環境を活かす、農林業では特産化と地産地消運動、観光・グリーンツーリズムでは体験交流型観光を築くなどをあげている。UJIターン者の就職先には、農業、漁業、建設業、商業、会社員などバリエーションに富んでいる。

百合の花と熱気球の上がる町はここ!
北海道 小清水町(人口約6,100人)

*町のプロフィール
小清水町のホームページ
小清水町のホームページ
北海道の東北部に位置する町。南部の山々に覆われた山岳地帯から北に向かってゆるやかに低下し、北は涛沸湖とオホーツク海岸に達する傾斜状地帯となっている。 年間を通じて降水量は少なく、日照率の高さは全国でも有数。冬は雪が少なく、2月から3月にかけて流氷がやってくる。

*町の四季
春/一斉に色づく野山の木々や草花
夏/原生花園の野花、リリーパークの百合、じゃがいも畑のいもの花
秋/藻琴山の紅葉、牧草畑の牧草ロール
冬/オホーツク海の流氷、涛沸湖のオオハクチョウ

*特産品
北路窯、でん粉、手紡ぎの草木染め、ホタテ貝柱のチップス

*移住のためのここがポイント
町内への移住・定住希望者のために、オホーツクの農業体験学習、宅地分譲、土地・住宅情報の提供などを応援している。又、マイホーム建設のための住宅建設等奨励補助金として、定住奨励持ち家住宅建設等促進事業も実施中。

なんてったてウニがウマイ町はここ!
北海道 積丹町(人口約3,100人)

*町のプロフィール
積丹町のホームページ
積丹町のホームページ
札幌から約90キロの地で積丹半島の突端に位置し、海岸線に10の集落、積丹岳のふもとに2の集落が点在して市街地を形成している。対馬海流の影響を受け比較的温暖だが、冬は半島特有の北西の季節風が強い。42キロの海岸線の内3ヶ所が海中公園に指定されている。

*町の四季
春/キタキツネ、エゾカンゾウ、雪どけの川、放牧
夏/澄みきった海、ウニ漁
秋/漁火、山川の紅葉、カボチャ等の収穫
冬/雪投げ、スケソ外し

*特産品
一塩ウニ、生ウニ、カボチャパイ、珍味類、生原酒「丹水」

*移住のためのここがポイント
浅海漁業の振興に向け積丹町種苗生産センターで、水産業の主力となっているウニの生産を促進。又、小学生を対象にした農業塾・水産学園等の体験学習、陶芸・ミニコンサート等の各種教室を開催し、生涯教育に力を入れている。UJIターン者の就職先は、農業・漁業など第一次産業が多い。


オホーツクを丸ごと体験できる町はここ!
北海道 雄武町(人口約5,700人)

*町のプロフィール
雄武(おうむ)町のホームページ
雄武(おうむ)町のホームページ
北海道の東北部に位置し、東京都特別区(23区)の合計よりも広い面積を有している町。オホーツク海に臨む海岸線が35キロに及び、海岸から南西に伸びる大地には牧草地が広がり、背後には原生林が残る山系が連なっている。年間を通じて冷涼で、1月下旬から3月にかけて流氷が接岸する。

*町の四季
春/海明け、毛ガニ漁
夏/緑の大地、牧草刈取
秋/秋サケ漁
冬/流氷、オオワシ・オジロワシ

*特産品
毛ガニ、メジカ(秋サケ)、ホタテ、アンガス牛肉・ソーセージ

*移住のためのここがポイント
オホーツク海と放牧地・山林に囲まれた、大自然と第一次産業の町。町の農家に寝泊まりしての農業体験実習制度や、新たに農業を始めようとする人に対して奨励金の交付等の援助を実施。又、小学生とその家族を対象にした、山村留学制度を町内の小学校で実施している。
*参考データ/国土交通省




移住前に冬の最も寒い時期に北海道を体験すること。厳しい北の大地でこれなら耐えられる、楽しめると実感できたら移り住もう。
都会から移住してきた先輩たちの話しを聞くこと。地元の人ではその土地の厳しさに慣れ過ぎており、新規移住者にとっては先輩の体験談の方が確実だし参考になる。
冬場の出費が多くなること。着るものにお金を使う県では北海道がダントツ1位。オシャレというより防寒衣料と考えられる。また、暖房や車のための買置き燃料、降雪時のためのスタッドレスタイヤなど、北国では他県とは違う意外な出費がかさむ。
春夏秋冬を丸ごと楽しむこと。北国では温泉のない市町村の方が珍しいほど。冬は温泉ざんまい、春から秋はダイナミックな大自然の恵み。四季それぞれに楽しもう。




北海道/今住んでいるところが好きだ・・NO.1
青森/家賃が安い・・・・・・・・・・・NO.2
岩手/服の流行を気にしない・・・・・・NO.1
宮城/公費を使うのにクリーンな県・・・NO.1
秋田/酒豪が多い県・・・・・・・・・・NO.1
山形/女性の身長が高い・・・・・・・・NO.1
福島/隣近所の付き合いが多い・・・・・NO.2
*参考データ/NHK放送文化研究所、厚生労働省大臣官房統計情報部、国土交通省、農林水産省


こちらもご参考に
体験談/北海道・東北
わが町自慢/北海道・東北
美しい島に暮らす(全国)

今回でゼッタイ「山・海派」シリーズはお終い。次回からは新たな記事をスタートします。お楽しみに!

北海道・東北地方の「山派」はこちらでどうぞ。
【山が好きならココに住め!北海道編】
【山が好きならココに住め!東北編】
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