世襲制や職人の家に生まれたものが跡を継ぐことが多い職人の世界。
現在、職人の多くが高齢になり後継者の養成が課題となっています。このため若手職人の育成をサポートする制度を導入する生産地なども出てきています。

職人になるには長い修行期間が必要ですが、伝統の技を継承し、自分の納得する作品しか創らないモノづくりはやりがいのある職業ではないでしょうか。それも、快適な自然に囲まれた田舎暮らしの中で・・・

あなたは田舎で、どんなタイプの職人を目指しますか?

■アーティスト系の職人
伝承の技術を大切にしながらも新しい表現に果敢にチャレンジするタイプ。ひたすら美術・工芸展などに出品するための作品づくりに励み、個を捨て職人世界のイメージアップを願う。
■講師系の職人
行政のカルチャースクール、高校の美術の時間や自宅で、ノウハウを教える教室を開くタイプ。先生としての資格の取得をし、同じ志向の生徒(仲間)たちに楽しく教える。
■サムライ系の職人
オリジナル作品の創作やオーダー製品をコツコツ創る、ガテンがいかない仕事はしないタイプ。気概や自尊心を持ち伝統文化を守る本来の職人。
■下請け系の職人
親方や問屋さんから仕事を廻してもらう、伝統の技で磨かれた技量一筋のタイプ。仕事場を一歩も出ず、黙々と作品づくりをする、職人世界の縁の下の力持ち。
■NPO系の職人
利益追求のためではなく、モノづくりを核にしたコミュニティの実現を目指して活動するタイプ。創作への思いや志向を持った個人が集まり、地域の活性化を実現しようとするボランティアタイプ。
■晴耕雨読系の職人
作品づくりを楽しめればそれでよしの悠々自適タイプ。生活のための仕事は別に押さえ、気に入った作品ができあがった時に工芸展などに出品し、何らかの賞を貰うのが密かな夢。

楽器クラフトマン

バイオリンやギター、ピアノなど、楽器を創り出す職人です。楽器の特性の知識、そして確かな音感が欠かせない条件。専門学校等で技術を学び、楽器メーカー等に就職するか、工房や個人のクラフトマンに弟子入りして修行を積み、技術を修得します。
関連サイト/中部楽器技術専門学校Webサイト>>

宮大工

社寺仏閣などの文化財の新築・修復保存など、長年の伝統技術を継承することも期待されている宮大工。弟子入りするケースが大部分ですが、最近では職業訓練校に行き事業所へ就職する方法が多くなっているようです。腕前と統率力が向上すれば、独立して自営することも可能。
関連サイト/木造伝統技術伝承教室(大森建築設計事務所)>>

陶芸家

特に学歴や資格は必要とされませんが、技術修練は厳しく一般的には陶芸家や窯元に弟子入りして精進を重ねることになります。しかし独自のアイデアやアレンジで創作する若いアーティストが増えている陶芸の世界。技術革新が進んでも活躍の場がある有望な職種です。
関連サイト/日本陶芸倶楽部>>

童話作家

短くやさしい言葉づかいで、想像力の膨らむ豊かな表現を生み出す童話作家。 個人のオリジナリティや表現方法はもちろん、文学的な知識と感性が絶対必要です。 プロになるには、出版社への作品の持ち込みや、コンテストへの応募、自費出版などの方法があります。
関連サイト/(社)日本児童文学者協会>>

木工工芸家

箱や盆、家具、照明類、茶道具といった、木を使った伝統工芸品を制作する職業。手法も指物、彫物、曲物など、地域ごとに伝わる様々なものがあり、伝統文化継承の意味からも注目を集めています。就職先は少なく、工芸家へ弟子入り後、独立するパターンが多いようです。
関連サイト/きのくに木工村>>

ガーデンデザイナー

リゾート施設から一般住宅まで、最もふさわしい庭の企画・提案から造園までを手がける、新・職人。単に植物や庭に関する知識や技術だけでなく、デザイン的素養や知識、具体化してゆく技術が必要。活躍の場として、園芸店やホームセンター、ハウジングメーカーなど活躍の場所は多くなってきています。
関連サイト/ガーデンデザイナー認定試験>>

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