田舎暮らし/田舎暮らし・スローライフ情報

泣くよかひっ飛べ!鹿児島の田舎暮し(2ページ目)

県民性で探す田舎暮らしシリーズ鹿児島編。なにげない振る舞いにハッキリ現れる地域の気質。移住先を見つける新しい方法として県民性に注目します。

堀江 康敬

執筆者:堀江 康敬

田舎暮らしガイド


◆鹿児島の県民性ランキング

・焼酎消費量/1位(全国平均の約3倍。もちろん芋ですな)
・さつまいも生産量/1位(年間約40万トン、全国の約4割)
・女性の割合/1位(2001年調査で、男性が83.6万人、女性は94.7万人)
・温泉源泉数/2位(環境省2000年調査で2283。天然砂蒸し温泉も有名)

*参考データ/NHK放送文化研究所、厚生労働省大臣官房統計情報部、国土交通省、農林水産省、総務省他


鹿児島移住のための口コミ情報


・鹿児島の愛郷心は最強らしい

郷土愛の強い鹿児島県人は、出身地別、居住地別、職場別そして学校同窓会など、さまざまな形で県人会や同窓会を形成している。その数は300近くあると思われる。

鹿児島の県人会は日本全国、世界のどこにでもある。国内では関西、北海道、関東、東海地方に多く、海外ではブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、香港、米西海岸が盛ん。市町村レベルでも会があるという。目的は、鹿児島県人同士の親睦と郷里、鹿児島の発展の貢献する事。「ぼっけもん」と「おごじょ」が集う、熱いコミュニティである。

・鹿児島は街を歩けば銭湯に当たるらしい

鹿児島市内には温泉の源泉が約280もあり、県庁所在地としては日本一で、温泉活用の公衆浴場数も全国一である。良質な温泉を利用した銭湯が街のあちこちにある。その銭湯のほとんどが日帰り温泉の立寄湯になっている温泉天国。施設も昔ながらの情緒を感じさせる老舗銭湯からお湯の種類が豊富なスーパー銭湯まで盛りだくさん。田舎暮らし最強の楽しみである良質の温泉を、街中でしかも散歩がてらに楽しめるのだ。

・鹿児島の宴会は2回トイレに行ったらお開きらしい
鹿児島人は「だいやめ」が日課だ。「だいやめ」とは、だれやめ、だれ(疲れ)るのをやめ(止め)る、疲れをストップする晩酌のこと。昔から「だいやめ」は二合までとして、それ以上は「飲ん方」(宴会)といい、一日の締めくくりに焼酎をたしなんでいたそうだ。だいやめで止めとけば、ほろ酔い気分終わるものの、飲んべえはなかなか決心できない。「午前酌」はまだ序の口、時には「朝酌」にまでなったりする。

これを戒めるために、鹿児島には「焼酎ん座は2番小便(シベン)で戻れ」という諺がある。つまり2回トイレに行ったら、そろそろ切り上げ時だということ。そして、「焼酎(しゅちゅ)はヘソから下(した)い飲め」という諺も。焼酎を飲むときには、飲んだ焼酎がヘソから下にくるぐらいがちょうど良い、飲み過ぎは良くないということ。鹿児島人に限らず、飲んべえはなかなか我慢できない。

◆鹿児島が解るブックマーク集

・オフィシャルサイト>>鹿児島県 Kagoshima Prefectural Government
・田舎暮らし関連情報>>かごしまへの移住・交流
・鹿児島の観光情報>>ゆっくり・悠・遊 観光かごしま

*掲載写真は全てイメージです。
*写真提供:Photo by (c)Tomo.Yun
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