田舎暮らし/田舎暮らし・スローライフ情報

世界遺産登録で沸く!島根の田舎暮し(2ページ目)

県民性で探す田舎暮らしシリーズ島根編。なにげない振る舞いにハッキリ現れる地域の気質。移住先を見つける新しい方法として県民性に注目します。

堀江 康敬

執筆者:堀江 康敬

田舎暮らしガイド


◆島根の県民性ランキング

・お茶の消費量/1位(茶の湯に親しむ島根の茶人たち。全国平均の5倍)
・酒屋の多い県/1位(10万人当たりの店舗数。2位は秋田県)
・離婚率/最下位(人口1000に対し1.45%。縁結びの神の思し召しか)
・シジミ漁獲量/1位(宍道湖で約7,400トン。全国の4割を占める)
・ボランティア参加率/2位(2006年調査。過去1年間にボランティアをした行動者率)

*参考データ/NHK放送文化研究所、厚生労働省大臣官房統計情報部、国土交通省、農林水産省、総務省 他


島根移住のための口コミ情報

・島根では神無月は無いらしい

旧暦の10月といえば、神無月(かんなづき)。日本各地の八百万の神が10月に島根県出雲に集うため、他の国では神がいなくなるという言い伝えからきている。

出雲で神々は人と人、人と物事など来年のさまざまな「縁」についての会議をされるといわれ、他には酒造りや、交易をしにくる神も来るという。では、島根県では10月を何というのか。これが「神在月」(かみありづき)。島根県ではカレンダーでも「神在月」になっているそうで、まさに「神在国」だ。

・島根県人はハイブリット言語を使うらしい

日本全国を見回しても、同じ県内でも地域によって多少言葉が違うものである。島根県の場合、これが多少どころか全く違うという。島根県の方言は、大きく東部地域の「出雲弁」と西部地域の「石見弁」に分かれている。松江のある出雲地方はまるで東北弁で、石見地方では広島や山口に近い言葉遣いという。

例えば標準語の「沢山(たくさん)」は、「えっぱい(出雲弁)」と「えっと(岩見弁)」に。「無くなる」は、「なんなぁ(出雲弁)」と「みてる(岩見弁)」になるらしい。また「みてる」は、石見では「無くなる、空っぽ」意味だが、出雲では「いっぱいになる、満ちる」と、まったく逆の意味になるとか。陸続きの同じ県内で、これほど言葉が違うのも珍しい。

◆島根が解るブックマーク集
・オフィシャルサイト>>島根県:トップページ
・田舎暮らし関連情報>>(財)ふるさと島根定住財団/U・Iターン支援
・島根の観光情報>>しまね観光ナビ
・石見銀山関連情報>>島根県大田市
・松江市関連情報>>松江市の観光

*掲載写真は全てイメージです。
*写真提供:松江城と周辺観光地案内
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