インテリアコーディネート/インテリアコーディネートの基本

インテリアアイテムを選ぶコツは3つのポイント(2ページ目)

インテリアショップに行くと、あれこれ迷うばかりか、選んだものがお部屋のイメージに合わない……。なんてことありませんか?上手にインテリアアイテムが選べない、なんだかまとまりがないといった問題を解決しましょう。

執筆者:鈴木 理恵子


素材のイメージを見落とすな

インテリアアイテムは様々な素材で出来ています。インテリアアイテムを選ぶ時には、素材の持つ機能性ももちろん考慮しますが、他には素材の持つイメージ=素材感にも注意をしましょう。

写真C
資料:日本フクラ
写真D
資料:日本フクラ

写真Cと写真Dのダイニングテーブルの違いがわかりますか?写真Cのほうがテーブルの脚に金属を使っているので冷たくモダンな印象を受け、写真Dは素朴で温もりを感じます。同じようなデザインのテーブルでも素材が違うとイメージが異なっていますね。

これは、私たちが素材の特性、例えば、金属は触れると冷たく、木は温もりがあるということを知っているため、そのような印象を受けるのです。

また、同じ素材でも素材感(テクスチャー)が変わると印象は変わってきます。木は、つるつると光沢感のある仕上げでは繊細で華やかさが加わりますし、木肌をそのまま生かしたざらざらとした仕上げでは、素朴な温かみを感じます。
高級感のあるモダンなインテリア。ソファの貼り地、リビングテーブル、床、ラグなどの素材感はいずれもフラットでなめらかな感じに揃えられている。

高級感のあるモダンなインテリア。ソファの貼り地、リビングテーブル、床、ラグなどの素材感はいずれもフラットでなめらかな感じに揃えられている。

上の画像は、シンプルでモダンなインテリア。使われているインテリアアイテムの素材感は、フラットでなめらかなもので統一されているので、シンプルですっきりとした印象になっています。

インテリアのイメージによっても、ふさわしい素材感が変わってきますから、
自分のインテリアスタイルは、どんな素材感にするのか整理すると良いでしょう。
いろいろなアイテムを見て、どのテクスチャーがどんな印象になるのか考えてみることも勉強になりますよ。

次ページでは3つ目のポイント、デザインについてです。
デザインを揃えよう>>


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