シャープな植物をオブジェに
すっと伸びた茎が印象的なグリーン。これだけで十分お部屋のアクセントに。ヤシの鉢とあわせているのでちょっと野生的な印象にもなります。 |
日射を好みますが日陰にも強く他の植物に比べて丈夫です。水遣りは月に一度くらいと手入れのしやすい種類です。また、葉がなく茎が広がらずに上にすっと伸びますから、ソファ脇の狭い場所にもおススメです。
アジアンスタイルには大きめ葉を
名前のとおり熱帯雨林を思わせる姿。グリーンの鉢がセラドン焼きのイメージで、上品なアジアンスタイルに合いそう。 |
葉が大きな観葉植物の中でショップからのおススメは、お手入れしやすい右の写真の【アンスリウム・ジャングルキング】。アンスリウムというと赤い花を思い浮かべますがこちらは葉を楽しみます。鮮やかなグリーンに少し波打った大きな葉が特徴です。
葉は大きいのですが背丈はそれほど高くはならないので、大きめのものが必要ならば、鉢を細長いものにして高さ感を出すとよいでしょう。この植物も日射を好みますが比較的日陰にも強く、水遣りも回数は少なめとお手入れは容易です。
細かな葉は優しい雰囲気に
穏やかで優しい印象のインテリアにしたいのであれば、細かい葉を持つ観葉植物がおススメです。細かな葉の植物で人気があるのが右の写真の【エバーフレッシュ】。ネムノキの一種なので夜には葉が閉じ朝には開きます。生きているのが実感できて可愛い植物です。癖のない植物なので鉢との組み合わせでいろいろなインテリアスタイルに対応できますが、優しいナチュラルインテリアや和風のインテリアなどによく合います。樹形を活かした背の高いものから小振りのものまでありますから、スペースや希望のボリュームにあわせて選んでいきましょう。
エバーフレッシュは水枯れしてしまうと葉が痛むので、水遣りのときにはたっぷりと。また、葉水も効果的です。
ホントに小さな葉のエバーフレッシュ。樹形を活かした大きな樹木もおススメです。鉢の裏にスポット照明を隠して葉に光をあてると木漏れ日のようになります。 |
小さなスペースには垂れる葉で存在感を
ペペロミアは種類が豊富なのですが、このアングラータはまだ流通が少なめだそう。 |
アイビーやポトスがお馴染みですが、ちょっと面白みを出したいときには、右の写真の植物はいかがでしょう。【ペペロミア・アングラータ】という名前で、線の入った小ぶりの葉につんつんと上に伸びている胞子が特徴です。個性を強調したいときには胞子をそのまま使い、もう少しシンプルな印象にしたいときには胞子を取り除いてしまってもよいでしょう。
こちらの植物はこまめな水遣りが必要になってきます。葉が乾燥すると痛むので葉水もたっぷりと与えてください。
次ページは観葉植物と一緒に考えたい鉢やカバーリング材についてご紹介します。