和の伝統色を活用して
椅子の貼り地やアートに低彩度の色を使い軽やかな和の雰囲気。アートの一部の黒が空間のアクセントに。(画像:コスガ ソレヴァンテ) |
和風イメージの空間ですが、木の色が違うと雰囲気も大分違ってきます。 左:白木のような白っぽいナチュラルで優しげに。(画像:コスガ ソレヴァンテ) 右:ダークブラウンを使うとぐっと大人っぽい落ち着いた雰囲気に。アイテムは直線的なデザインを取り入れている。(画像:コイズミ照明) |
ポイントはすっと伸びる線
和の空間では縦や横にすっと伸びる線が似合います。これは水平ラインを意識した空間作りの例。背後のタイルも横長のものを選んで。アートも一つ一つは縦長フォルムですが3つ並べて水平に。 |
より軽やかでシャープな印象にするなら細めのラインを、落ち着いた安定感のある印象にするならば太めのラインを意識してみるといいですね。
自然を意識した和素材を
「日本の家屋は木と紙で出来ている。」と言われるくらいですから、木材や和紙といった自然素材を効果的に取り入れてみましょう。日本庭園などに使われる石や玉砂利や、竹なども雰囲気に合います。より緊張感の高いモダンな印象にしたいときには、あえて、シャープな金属と組み合わせるのも良いでしょう。シンプルですっきりとした和風モダンのインテリアには、仕上げはフラットなものを選びましょう。ざっくりとした仕上げでは素朴になりすぎます。落ち着いた雰囲気には艶を抑えたマットな質感を、華やかな印象には、絹や漆の艶のような光沢のある質感を選ぶなど求める雰囲気によって質感を統一していきたいですね。
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