インテリアコーディネート/インテリアコーディネートの基本

アイポイントで素敵度UP!アート編(2ページ目)

「なんか平凡でつまらない…」なんてインテリアの問題に陥っていませんか?いつものインテリアからステップアップするにはアートを!絵やアートを上手に飾る方法をご紹介しましょう。

執筆者:鈴木 理恵子

気軽にアートを楽しもう

アート
東南アジアのお土産で頂くようなテーブルクロスだって、額装すれば立派なアート!
アイポイントになる場所を決めたなら、部屋のイメージに合ったインテリア小物や絵などで美しく飾ってみましょう。アイポイントとなる壁面には、絵やアートなどを飾ってみてください。絵やアートというと高価なものというイメージですが、決して難しく考えることはありません。部屋の雰囲気に合いそうなお手持ちのポスター、絵葉書、模様のきれいな布等を額に入れて掛けるだけでも十分にインテリアのアクセントになり、目を引くアートになります。

部屋とのカラーコーデがキモ!

絵やアートを選ぶときには、部屋のイメージに合ったものを選びますが、特に色使いに注意して選ぶのがポイントです。

部屋全体のカラーコーディネートの中で、
・部屋の色合いに馴染ませたい
・部屋に変化をつけるアクセントカラーにしたい
などを考えながら選ぶと良いですね。
絵やアートを使ったカラーコーディネートでは、絵の中で印象に残る色をクッションなど他のインテリアアイテムにも使ってみると、部屋全体のまとまり感がつきお洒落に見えてきます。

アート
左:古民家をイメージした落ち着いた和室には、素朴な古布を掛けて。渋い紺色がどっしりと落ち着いた雰囲気に合っています。(画像:旭化成ホームズ展示場)
右:ベッドの枕元の壁もよくアイポイントとして使われる場所です。落ち着いたモダンインテリアにシンプルな造形の絵が似合いますね。ベージュを基調とした穏やかな寝室ですが、絵の黒や黄色をクッションにも使い、空間の程よいアクセントとしています。


フレーム選びを間違えない!

絵を選ぶときには、フレームのデザインも重要です。同じ絵でもフレームによって印象が変わってきますから、色やデザイン、質感に注目してインテリアイメージに合ったフレーム選びをしましょう。たとえば、すっきりとシャープな印象にしたいのならば、シンプルなデザインのシルバーや木製でも黒く塗装した細いフレームを選んでみてはいかがでしょう。クラシックでエレガントな印象にするなら、光沢のある明るい金色や白色の装飾性の高いフレームなどがよく合います。

アート
同じ金色のフレームでもデザインが異なると雰囲気が変わります。
左:中の絵はシンプルなものですが、デコラティブな金色のフレーム使いなのでクラシックテイストの空間に合いそうです。
右:金色でもシンプルなデザインのフレームは、いろいろなインテリアに合います。クラシックな空間でも、落ち着いたモダンなインテリアにもいいでしょう。上の画像のようなオリエンタルなインテリアにもマッチします。

アート
モダンスタイルの空間にはシンプルなデザインのフレームが合わせやすいですね。色や材質、フレームの太さによって雰囲気が変わります。
左:ダークブラウンの太めのフレームで落ち着いたモダンな空間に。
右:スタイリッシュなシンプルモダンな空間には、シルバーの細めのフレームでシャープに。(画像:旭化成ホームズ展示場)


次ページでは、掛け方のコツをアドバイスしましょう。
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