内壁材・天井材・壁紙/内壁材・天井材・壁紙の基礎知識と選び方

楽しい壁紙遊び

「色や柄の壁紙に挑戦してみたいけど、実際に使うのはちょっと勇気がいるわ~」と思いの方もいらっしゃるのでは。そんな方にお薦めの壁紙の使い方をご紹介しましょう

執筆者:鈴木 理恵子

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緑や青を使った壁紙で明るく爽やかなインテリアに。(画像:トミタ※マルブルグ社イメージ写真)
ご自宅の壁紙はどんな壁紙を使われていますか。白を中心とした無地やシンプルなデザインの壁紙が多い日本の住宅ですが、海外の住宅では、色や柄のついた壁紙を使って素敵にインテリアコーディネートをしているのを目にしますね。
最近は、インテリア雑誌や、ファッション雑誌でもお洒落な壁紙を上手に使ってコーディネートした空間をよく見かけるようになりました。

でも、「色や柄の壁紙に挑戦してみたいけど、実際に使うのはちょっと勇気がいるわ~」と思いの方もいらっしゃるのでは。そんな方にお薦めの壁紙の使い方をご紹介しましょう。

壁の一部使いでアクセントに

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白とブルーの壁紙をボーダーを使って貼り分けボリューム調整した空間。(画像:テシード)
色や柄のある壁紙を使ってみたいけど、使い方が難しいと感じられる方には、壁面に貼るボリュームを絞って使う、明度の高い色や白をベースとした柄の壁紙を使うといった方法ならば抵抗も少なく取り入れられるのではないでしょうか。
中でも、ここ2,3年で人気のある使い方は、部屋全体に貼るのではなく、アクセントウォールとして壁の一部分に貼る方法です。部屋の一部分に色や柄のはっきりとした壁紙を使うことで、その壁面に視線を集めて、部屋のイメージを高める効果を発揮します。

アクセントウォールとして壁紙を貼るには、なるべく、窓やドアなどの開口部が少ない壁面を利用するのが効果的です。玄関の正面や廊下の突き当り、リビングに入っての正面、ベッドルームの枕側といった壁面をアクセントウォールとするいいでしょう。この手法ならば、リフォームするにしても一面だけを貼り替えるだけでぐっとイメージが変わるので、お手頃な方法とも言えますね。

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部屋の一部に違った壁紙を使うだけで部屋のアクセントに。
左:バラのモチーフをモダンにアレンジした壁紙を使ったモダンスタイルのリビング。暖炉の後ろ一面に貼ってアクセントウォールに。(画像:テシード)
右:床の間の壁面には敢えてダークな壁紙を使って、しっとりと落ち着いた雰囲気に。(画像:I邸)

このアクセントウォールにお薦めの旬な壁紙については改めてお伝えしますね。

次ページではもっと手軽に壁紙を楽しむ方法をご紹介しましょう。
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