インテリアコーディネート/スタイル別コーディネート術

もう悩まない飾り棚のインテリア

せっかく購入した飾り棚。最初はきれいだったのに、気が付くと埃が積もっていたり、ごちゃっとしていませんか?自分に合わせた飾り方をしましょう!

執筆者:鈴木 理恵子

飾り棚については、アイポイントで素敵度UP!デコレーション編 でも触れましたが、収納としても重宝なだけでなく、部屋の印象を高めるディスプレイスペースとしても活躍するお薦めのアイテム。その選び方や飾り方のコツなどをご紹介していきましょう。

収納したいものを考える

見せながら収納するのにも 飾り棚には、ガラス扉付きのものや棚だけのシェルフ、照明付きなど種類もいろいろ。メインとなる収納物を考えてそれに見合った機能の飾り棚を選ぶのが鉄則です。まずはどのようなものを収納したいのかを検討してみましょう。

飾り棚
ガラス扉の究極がキュリオケース(三方がガラス使いの飾り棚)。三方面から見えるので立体的なアイテムを飾ると○。レイアウトの時には側面からの見え方も配慮して。 左:重厚なクラシックスタイルに(画像:カリモク)右:カジュアルなスタイルでも使えるデザイン(画像:イケア)
【ガラス扉】
ガラス扉は、収納物に埃が付くのを防ぎながら中のものを見せます。更に、美しく見せるために背面に鏡を貼った飾り棚もあります。

ガラスの中には、高級感が出る四方をカットしてあるガラスや、中のものをぼんやりと見せる効果のあるくもりガラスなどもあります。

《収納に向くもの》 食器やガラス器、細かい細工のもの等。

棚

棚は収納物を取り出しやすいので、本などの取り出しやすいものを収納したい

【棚】
扉がついていない棚は、収納物を取り出しやすいのが一番のメリットです。頻繁に使うものや置きながら使うものに向きます。また、扉がない分、大きさの融通がききます。反対に埃が付きやすいので、こまめなメンテナンスが必要です。

《収納に向くもの》 本や置時計、オーディオ、観葉植物など。


侮れない照明効果

飾り棚の中には、照明付きのものがあります。これは、収納物に光を当てることで、美しく浮かび上がらせる効果があります。市販されている家具では白熱灯を使ったものが多く、きらめきや艶感を演出します。反対に白熱灯は発熱しますので、熱に弱いものは、光源から離して飾るとよいでしょう。

注意したのは、コンセントの有無。近くにコンセントがなければ使いにくいものです。購入の際には、設置場所の近くにコンセントがあるかを確認しておくのも忘れずに。

《収納に向くもの》 光を当てることでどれも美しさが増しますが、特にきらめき感が増すガラス類はお薦め。熱に弱いものは要注意。キャンドルなどは白熱灯の熱で溶ける。

飾り棚
左:オープン棚部分に照明が組み込まれたリビングボード。光が当たると注目度が高まりますね。(画像:カリモク) 右:中をぼんやりと見せる効果のあるくもりガラスですが、照明が点るとこんなにも見えてくるものです。気を入れて収納しないと、逆効果ですよ!(画像:カンディハウス)


飾りながら収納するにも、住まい手の性格を考えることも大切なんです!>>キチンとさんVSズボラさん
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