インテリアコーディネート/スタイル別コーディネート術

一枚の布で心豊かに暮らす北欧的テクニック(2ページ目)

厳しい冬を送る北欧では、生活の中心となる室内を豊かで楽しい気分で過ごせるように、インテリアで工夫しているとか。手軽に真似できる北欧的ファブリック使いをお教えします。

執筆者:鈴木 理恵子

自分で簡単にチェンジ フレーム使い

北欧ファブリック
フレームを使ってのファブリックの使い方。フレームの色選びには注意して。(画像:FIQ)
ファブリックを飾る方法としては、普通の絵を飾るように額縁の中に入れ込む方法もあります。パネル仕立てに比べるとフレームがある分、絵のような印象になってきます。ファブリックの風合いを生かすのであれば、フレームのみの額縁を使うとよいでしょう。
北欧ファブリック
フレームと裏板にファブリックを挟み込むだけですから、自分でも簡単に入れ替えができます!(画像:FIQ)
この方法は、ファブリックをフレームに入れ込むだけですので、気分や季節に合わせて生地を交換するのも容易です。入れ込むときには、シワが出ないようにファブリックにきちんとアイロンを掛けて、出したい部分を見ながらトリミングするのがポイントだそう。

布幅を生かしてタペストリーに

北欧ファブリック
専用のタペストリーバーを使えばファブリックも壁面を飾るアートに!バーはナチュラルとブラウンの2色あり(画像:FIQ)
さらに手軽にできるのがタペストリーです。ファブリックを上下のバーで挟み込むだけで簡単にタペストリーとして飾ることができます。

大きさは、ファブリックの幅までは自由に調整ができます。生地の耳を利用すれば、脇部分の始末もないので手軽ですね。また、高さはスペースに合わせてファブリックを必要な長さに使えばよく、吹き抜けなどで高さのある壁面を飾るにも対応がしやすいでしょう。その他、裏から見てもきれいなファブリックであれば、間仕切りとしても活躍しそうです。

次ぎは、これからの寒い季節にお薦めのファブリックをいくつかご紹介しましょう。>>秋から冬はあったか色のファブリック
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