カーテン・ブラインド/カーテンレール・アクセサリーの基礎知識・選び方

部屋の快適度はカーテンの吊り方で左右する(3ページ目)

カーテンも窓と同じ大きさに吊るだけではありません。いろいろなテクニックがあるのです。寒さ対策、遮光対策なども考えながら吊り方の計画をしましょう!

鈴木 理恵子

執筆者:鈴木 理恵子

インテリアコーディネートガイド

寒がりさんにピッタリの吊り方はコレ!

窓掛けに求める機能の一つに保温性があります。寒さを防ぐために保温性の高い生地を選んでいても、リビングのソファ近くやベッドの枕元に窓があるとスースーと寒く感じたことはありませんか?
その原因は、コールドドラフト現象※。冬場、窓面近くは外気で部屋の中の空気が冷やされ、窓掛けと窓の間で空気が循環し、冷たい空気が室内で暖められた空気によって押し下げられる現象が起こります。

カーテンの吊り方
左:【3】窓よりも一回り大きく吊る方法ですが、ちょうどベッドの枕元に冷たい風がスースー!
カーテンの吊り方
【4】床までカーテンを吊る方法ならば、冷気もシャットアウト!
上段の画像のような吊り方は、カーテンの裾が丁度座ったときや寝ているときに肩や頭の部分になりますから、そこに冷気があたり、とても寒く感じます。

反対に下段の画像のように、床下までカーテンで覆ってしまえば、冷気を防げるので寒さ対策には効果的です。また、カーテンの上部も、天井から吊り下げたり、カーテンボックスなどを取り付けると、カーテン裏での空気循環がおこりにくくなるため効果も高まりますよ。

※コールドドラフト現象はここが詳しいです!
暖房費節約のポイント →All About節約やりくりより。

次ページでは、窓からの眺望について見比べてみましょう。>>>窓の外の景色を楽しむにはコレ!
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