インテリアコーディネート/スタイル別コーディネート術

ファブリック使いでインテリアを遊ぶ(2ページ目)

簡単な手軽な布使いで、お部屋をぐっと魅力的に見せるコツをインテリアの達人の部屋からご紹介します!

執筆者:鈴木 理恵子

まずはメインを決める!

ファブリック
インドのジャイプールで買ったファブリック。暖色系を中心にしたカラーリングが温もり感を出している。
Chanさんのリビングに使われているファブリックの中でも、ソファの後ろの壁一面に使われたファブリックが空間の大きなポイントになっています。部屋で何種類かのファブリックを使うときには、部屋の雰囲気を決めるメインのファブリックを、空間の中でも一番目に付きやすいところに飾ると良いでしょう。

色や柄の足し算でより楽しく

あとはそれに合わせてファブリックの色や柄を足し算、引き算していきます。Chanさんの家では、同じようなトーンで多色使いの色を重ねて使い、楽しい雰囲気にしていますね。沢山の色を使うときには、色のトーンを揃えると上手にまとめることができます。

ファブリック
ランプシェードにも、テーブルクロスにもどんどん色を重ねることで、賑やかな雰囲気に。

ファブリック
いろいろな色が使われているクッション。例えば温もり感を強調するのであれば、赤とオレンジなど、使う色を絞ってまとめると色の印象もUP!
また、メインに使うファブリックの中の色をより強調したいのであれば、クッションなど他のアイテムにその印象づけたい色を何度も繰り返し使ってみるのも一つのテクニックです。

すっきりとさせるには引き算で

反対に、すっきりとさせたい場合には、他のアイテムは、色使いを抑えるとよいでしょう。色味の感じにくい彩度の低い色(例えば淡いベージュやクリーム色など)や無彩色(例えばグレーやホワイト)を用いるといいですよ。

どんな雰囲気にしたいのか、目指すイメージに合わせて使う色のボリュームを調整していくのが成功のコツ。ファブリック使いをもっと楽しんでみてくださいね。

《画像・取材協力》
All About中国→今回Chanさんをご紹介してもらったのは、情報雑誌『コンシェルジュ上海』。All About中国ガイドは姉妹紙『コンシェルジュ北京』の編集長です。


ファブリック
少しクラシックテイストのソファ。気になるならば、ファブリックで覆ってしまっても○。
今回はファブリックを使ったインテリアの実例をご紹介しました。ご紹介したChanさんによると、シンプルなインテリアをベースに『cozy and warm』 な空間つくりを心がけているそうです。ソファのデザインについては、『母からもらったもので、ちょっとクラシックな感じがするわ、でも、許せる範囲かなぁ』とのこと。気になるようだったら、ファブリックを掛けてカバーリングしてもいいかもしれませんね。

ファブリックの使い方で注目したいのは、ランプシェード!お気に入りのスカートだけど、実際には穿く機会が少ないので、いつも目に触れるランプシェードとして使ってみたそう。斬新なアイデアでちょっとマネしてみようかなぁと思っています。

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一枚の布で心豊かに暮らす北欧的テクニック →北欧の人たちは、ファブリック使いの達人!パネルにしたり、タペストリーにしたりインテリアに上手に取り入れています。
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春色ファブリックでつくる洗練インテリア →今の気分にぴったりのファブリックをご紹介しています。

【関連サイト】
テキスタイル作家・冨沢恭子さん ぬくもりある大地の布→All About雑貨より。 素朴な和の布をお探しの方へおススメの一品です。
ファブリック・クロス・布製品→All About雑貨より。ファブリック・カーテン・クロス・キルト・タオル等布製品を扱うショップがギュウッとつまっているINDEXです。
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで人気のインテリアや家具をチェック!楽天市場で人気のインテリアをチェック!
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