建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

パネル仕立ての狭小住宅[恵比寿の住宅](4ページ目)

建築家として今やベテランの域にある納谷兄弟。彼らの仕事のなかでも「最小記録」を樹立した建築面積5坪!の住宅。極限ともいえるこの条件をどのようにして克服して、30代の若い建て主の夢をかなえたのでしょうか。

執筆者:川畑 博哉




スキップフロアで狭さを克服


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居間
上/キッチンと同じく、テラスの床も天井から吊るされている。下/宙に浮いたように見えるAVカウンターは、壁から張り出した2本のフラットバーで支えられている。


この家は南北に床を2分したスキップフロアです。東側に配置した階段を6段上がるだけで各階にアクセスできます。狭いはずの室内も、視線が上の階や奥にまで抜けるようにすることで、ワンルームのような広がりを体感できます。このリビングも、半階下のキッチンと半階上のテラスとひと続きの空間なのです。

◆建築家プロフィールと建築データ


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