コンクリートの上の鳥籠
上/外壁と屋根はガルバリウム鋼板を銀色に塗っている。中/左上の張り出しはリビングの出窓。右奥の張り出しはキッチン。下/テラスの奥はバスルーム。 |
納谷兄弟の出した答えは、地下と1階をコンクリートの土台として造り、その上に3階分の鉄骨を鳥籠のように組み、壁となるパネルを取り付けるというもの。前面の道が狭くてクレーン車が入れないので、人力でパネルを運び込み鉄骨にボルトで止める。これは施工の精度を上げながらコストも抑えるという一石二鳥の工法でした。
◆建築家プロフィールと建築データ