新製品発表会では、上位クラス「nocria」Z・Sシリーズはじめ、標準クラスのシリーズもお披露目されました
消費者ニーズを満たすラインナップ!
コンパクトサイズが売りの富士通ゼネラル。中でも標準クラス「R」シリーズが昨年は大人気。基本性能は落とさず、自動お掃除機能以外の余計な機能はとことん省き、コストをぐっと抑えたのが勝因。今年は、省エネ性能をさらに向上してきました。以下が2010年のラインナップです。2010年ラインナップ概要
■高機能タイプ:「nocria」Zシリーズ・S シリーズ
いずれも搭載している機能は一緒で、室内機の寸法が小さいのが「Sシリーズ」、幅は大きいけれど暖房能力が高いのが「Zシリーズ」という構成。
上:幅が小さい「Sシリーズ」/下:高さが低い「Zシリーズ」 カーテン周辺でも設置しやすいのがおすすめポイント(画像:メーカーサイトより)
■標準タイプ:Vシリーズ・Rシリーズ・Jシリーズ
「Vシリーズ」は、同等クラスでは他社に比べ、【APF6.5】と省エネ性が高いのが売り。ちなみに、省エネ性が同レベルの他社高性能タイプと比べると、室内機がコンパクト。奥行き225mmと最薄! このように、コンパクトさは他社標準タイプで、省エネ性能は高性能タイプを実現してたのが、最大の武器と言えるでしょう。
「Rシリーズ」は高さが無く、「Jシリーズ」は薄さが自慢と、こちらも選びやすい展開です
いよいよ搭載「見える化」(Z・Sシリーズ)
電気代が表示されることで省エネを実感できる機能搭載!
こちらは、既に他社でも展開されているので、目新しい機能ではありません。しかし、ちょっと面白いのが、温度設定を変更すると、1時間あたりどれくらい電気代が違うか表示される点。
温度を変えると、1時間あたりいくら電気代が安くなるかを表示
この表示があれば「こんなに変わるなら、我慢しようかな」とか「これくらいの金額なら、我慢したくない」などの目安にもなり、納得しながら省エネができる気がしました。
ガイドの結論~買い替えニーズを満たす選びやすさが魅力!
昨年は、標準クラスで人気を得ていた富士通ゼネラルでしたが、今年は上位機種「Z・S シリーズ」に、人感センサーと温度センサーにより、自動的に省エネ運転を行う「インテリジェント・エコ」機能を搭載し、他社同様に充実してきたと言えます。さらに、最上位のクラスだけでなく標準クラスも、基本性能はしっかり維持しつつ、+αの機能を上手に取り入れたラインナップはなかなか魅力的。目的と予算に応じた選びやすいバリエーションだと感じました!
nocria AS-S28W
【メーカーサイト】
富士通ゼネラル・「nocria」サイト
2010年新製品・メーカープレスリリース