入院日額関係なし!
今までの医療保険は、入院日額×入院日数で入院給付金が決まりました。少し前の契約の保険だと5日目からの保障で4日目までに退院してしまうと、入院給付金が受け取れないことも・・・。実際、平均入院日数はどんどん短くなっていますし、個人事業主などは収入が減ってしまうので、1日も早く退院したいものです。■「入院+診断」で給付金が決まる
・AIGスター生命の「診断革命」
日本初、入院日額に関係なく給付金が受け取れる商品が発売されました。
基本給付金5万円で契約した場合
入院すると入院一時給付金5万円、病名が診断されればその病名に応じて傷病一時特約2万5000円から50万円が支払われます
インフルエンザで入院した場合
5万円+15万円=20万円
胃潰瘍で入院した場合
5万円+25万円=30万円
この他、先進医療給付特約、手術特約などの特約のほか、珍しい長期入院の生活費をカバーする特約、インカムアシスト特約があります。入院31日目から30日毎に30万円、最長3年間を保障します。
働けなくなった時の保険
一般的に医療保険は入院、手術をしないと給付金が受け取れません。生命保険の死亡保障は、死亡もしくは余命半年か高度障害にならないと死亡保険金が受け取れません。困るのは、それ以外のケースです。自宅で療養中の場合、働けないけれど住宅ローンの返済はあるし、生活費もかかります。特に傷病手当のない自営業者は大変です。損害保険では、所得補償という商品がありましたが、生命保険ではありませんでした。■65歳まで保障
ライフネット生命 就業不能保険「働く人への保険」
2月下旬に発売が決定した、生命保険で初めての所得保障保険です。損保でも個人向けの長期の就業不能所得補償を扱っている会社はごくわずか。この保険の特徴は、入院しているいないにかかわらず、働けない状態になった時に保険金が毎月受け取れることです。
「働く人への保険」は、申し込み時点の年収に応じて、10万円から50万円まで5万円単位で受け取る保険金を設定できます。所得の6~7割の金額を上限として設定できるため、働けない状態になったとしても、保険金が出れば急に苦しい生活が始まるわけではないということです。
注意点は就業不能状態となってから、最初の180日間は支払いの対象外なので、半年分は医療保険や貯金で備える必要があるでしょう。
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「古い私の保険はどうするの?」という疑問にもお答えします。