動画撮影・動画編集/デジタルビデオ撮影の基本

デジタルビデオ撮影のパンとティルトのポイント

広さを表現する「パン」、高さを表現する「ティルト」。どちらもビデオ撮影の基本テクニックです。そのポイントを解説しました。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

「パン」と「ティルト」が撮影の基本

DVカメラを左右に振りながら撮る方法を「パン」といい、上下に振りながらとる方法を「ティルト」といいます。この2つがビデオ撮影の基本です。この2つの撮影方法の特徴を理解しておきましょう。

広さを表現する「パン」

パンでは、カメラを左右に振りながら撮るので、広さを表現できます。このとき注意するのは、撮り始める前に、フィニッシュ位置を確認してから撮り始めることです。ストップ位置からスタート位置まで体をひねり、体を戻しながら撮影します。足は動かしません。これで、ブレのないパンでの撮影ができます。

広がりのある範囲を撮影する場合は、「パン」が最も効果的。

 

【最初にフィニッシュ位置を決める】

撮影を開始する前に、どこがフィニッシュ(終了位置)なのかをまず決めます。

撮影を開始する前に、撮影を終了するポイントを確認。ここで撮影のための位置を決めます。
撮影の終了ポイント

【スタート位置から撮影を開始】

撮影を開始する位置まで体をひねり、撮影を開始します。

撮影を解するスタート位置まで体をひねり、撮影を開始。
撮影の終了ポイント

 

【体をゆっくもどす】

撮影をしながら、体を戻します。

パンしながら、体を戻します。カメラがブレないように注意。
パンします

 

【フィニッシュ位置でストップ】

ストップ位置まで戻ったら、撮影を終了します。
撮影の終了ポイント

 

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