検索ボックスを模したイラストでの誘導

ポスターやパンフレットなどの印刷物に、検索サイトの入力欄を模した「検索語」と「検索ボタン」のイラストが掲載されているものをよく見かけます。

検索ボックスイラストの例
 

URLを覚えられない人々に、URLを直接打たずにウェブサイトへアクセスしてもらう方法としては便利です。

しかし、このような「検索イラスト」だけを掲載している場合は、ウェブサイトに正しく誘導できない可能性があり、注意が必要です。 必ずURLも併記するようにしましょう。

「○○で検索」だけの掲載ではアクセス者を逃すかも?

検索サイトの検索結果ページには、たいてい複数のサイトが表示されます。 検索者が正しいURLを知らない場合(※)、検索結果に表示されたサイトのうち、どれが本物(目的)のサイトなのか判断が難しい場合があります。
※初めて訪れるサイトの場合、正しいURLは(書かれていなければ)当然知らないでしょう。

その主な理由は、以下の通りです。

  • 検索結果ページには、広告も表示される
  • 漢字変換が異なると検索結果も異なる
  • 検索結果の1番目に常に表示されるとは限らない

■検索結果ページには、広告が大量に表示されることもある

検索語によっては、検索結果の表示よりも前に、検索語と関連のある広告が大量に表示されることがあります。例えば下図のようにです。

「ホームページ作成」での検索結果には広告がたくさん表示される(例)
 

この状態では、どれが目的のサイトなのか(ぱっと見ただけでは)判断できないでしょう。 たとえ検索結果の1番目に表示されていたとしても、その「1番目の検索結果」よりも上に(検索語に関連した)広告がたくさんあるわけですから。 検索者は、広告スペースに掲載された他のサイトへ行ってしまう可能性もあります。

■漢字変換を間違えてしまったら?

例えば「ホームページ作成」という検索語を掲載した場合、見た人は「ホームページ製作」だと勘違いするかもしれません。 もしくは、漢字変換の際に「ホームページ作製」と変換されてしまうかもしれません。

「ホームページ作成」を正確に記憶しなかった場合の例
 

漢字変換が異なると、たいてい検索結果も異なります。 この場合も、やはり目的のサイトにはたどり着きにくくなってしまいます。
検索イラストを見た人が文字を正確に打ってくれるとは限りませんし、望み通りに漢字変換できるとも限りません。

■常に1番目に表示されるとは限らない

「○○で検索」と宣伝した場合、閲覧者は「○○で検索すれば最初に表示されるのだろう」と予想するでしょう。

しかし、検索結果は日々変動しますから、どんなサイトでも常に検索結果の1位を維持できるとは限りません。 たとえ今、「検索結果の1位に表示されており、広告も表示されていない」状態だったとしても、それがずっと続く保証はどこにもありません。

また、同じ検索サイトであっても、ユーザの検索履歴や、ユーザの検索場所によっては検索結果が変わる可能性もあります。 あなたが見ている(検索結果の)順番は、他の人が見ている順番と同じだとは限りません。

解決策は、URLを併記すること

検索イラスト(検索語)を掲載すること自体は、問題ではありません。URLを覚えられない人・直接打ちたくない人に手軽にアクセスしてもらうには役立ちますから。 しかし、検索イラスト(検索語)だけを掲載するのでは、上記に挙げた問題があります。

この問題の解決策は、

必ずURLも併記する

ことです。
検索イラストと一緒にURLも記載しておけば、検索結果の中から該当するURLを探せるようになるため、正しいサイトへ誘導できます。

そのほか、

  • 覚えやすいドメインを使う
  • 検索させる場合は、固有名詞で検索させる

といった方法も併せて活用して下さい。
詳しくは次のページでご紹介いたします。