ホームページ作成/文字や画像の動的変更 (HTML,CSS,JavaScript)

複数の画像リンクからランダムに1つを表示する方法(4ページ目)

ウェブページが表示されるたびに、ランダムに選ばれた画像が1つ表示され、クリックするとその画像に対応するページに移動できるような機能を作ってみましょう。たくさんある「お勧めページ」の中からランダムに1つを選んで表示したい場合などに活用できます。短いJavaScriptを使って、複数のリンク画像群から1つをランダムに選んで表示する方法を解説。

西村 文宏

西村 文宏

ホームページ作成 ガイド

初心者向けの「わかりやすさ」を重視した解説に定評があるウェブ系テクニカルライター。ウェブの黎明期に趣味で始めた個人サイト製作からその「楽しさ」に魅了され、作成方法に関する様々な情報を発信。企業や団体のウェブサイト製作・解説書籍の執筆なども行っている。

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3. 作ったJavaScript(関数)を呼び出して表示する

それでは、前ページまでに作成したJavaScriptを使って、実際に「ランダムに選ばれた1つの画像リンク」をウェブページ上に表示させましょう。方法は簡単で、以下のようにHTMLソースを記述するだけです。
<script type="text/javascript"><!--
   RandomImageLink();
// --></script>
上記のHTMLソースを記述した箇所に、「ランダムに選ばれた1つの画像リンク」が表示されます。この3行は、head要素内に書いてはいけません。body要素内の、画像を表示させたい位置に書いて下さい。

なお、上記のHTMLに続けて、以下のような「JavaScriptが使えない環境で閲覧された場合」のための記述も加えておきましょう。
<noscript>
   <p><a href="list.html">お勧めリストへ</a></p>
</noscript>
noscript要素の内容は、スクリプトが実行できない環境でのみ表示されます。上記では、お勧めしたいページのリストを記述した「list.html」というページがあるとして、そこへのリンクを表示させています。 スクリプトが実行できない場合でも、必要な情報(ページ)へ誘導できるように書いておきましょう。

ソースのまとめと装飾

装飾も加えた完成例

装飾も加えた完成例

以上で、「ランダムに選ばれた1つの画像リンクを作る」作業は完了です。

最後に、すべてのソースをまとめて掲載しておきます。コピー&ペーストして使ってみる際などにご活用下さい。また、冒頭でご紹介したサンプルページのように表示される装飾(スタイルシートソース)も加えてありますので、参考にして下さい。


 
それでは、すべてのソースのまとめを見てみましょう。
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