Movable Typeを自分のスペースに設置(インストール)する
Movable Type |
ブログツールの代表格「Movable Type」(ムーバブル・タイプ)を、自分のホームページスペースに設置してみましょう。
レンタルブログサービスを利用するよりも、ブログツールを自分で設置する方が、遙かに柔軟なカスタマイズができます。 デザインの変更も自由ですし、余計な広告も表示されません。 自分でAdSenseなどの広告を設置すれば、そこから収益を得ることも可能です。
ブログツールを使いたいと思っていて、設置できるスペースを持っているにもかかわらず設置していないのは、大変もったいないと言えるでしょう。
Movable Typeの設置作業そのものは難しくない
「Movable Type」の設置作業は決して難しくありません。 ただ、設置可能な環境(=サーバで使える機能)が一般的なCGIよりも厳しいだけです。(後述)
環境さえあれば、この記事(合計6ページ)で説明する手順通りに操作すれば、簡単に設置できます。 ぜひ、挑戦してみてください。
■操作手順
Movable Typeの設置は、以下の5ステップで完了します。
- Movable Typeをダウンロード
- Movable Typeを自分のスペースにアップロード
- Movable Typeの設定ファイルを編集
- Movable Typeのアカウントを作成
- Movable Typeにログイン
■設置のために必要な操作知識
Movable Typeの設置操作のために必要な知識は以下の通りです。
- 圧縮ファイルを展開(解凍)できる
- FTPソフトを使ってファイルをアップロードしたり属性を変更したりできる
- テキストエディタを使ってファイルを編集できる
これだけで十分です。どれも、ホームページを作っている方々なら簡単なことでしょう。 これらの操作が可能なら、あっという間にセットアップを完了できます。
Movable Typeの動作に必要な環境
Movable Typeの環境チェック |
たいていのブログツールは、データベースが利用可能なサーバでないと動作させられません(※)。 「Movable Type」もそうです。そのため、設置環境は多少選びます。 無料のスペースやプロバイダ提供のスペースでは(おそらく)無理です。 しかし、レンタルサーバを利用しているなら設置可能であることが多いでしょう。
※ブログツールによっては、データベース以外にも、いくつかのモジュールが必要な場合があります。 また、データベースが不要なブログツールも存在します。(たとえば、Serene Bachなど)
※Movable Typeは、MySQL・PostgreSQL・SQLite・DerkeleyDBのうちいずれか1つのデータベースが必要です。
Movable Typeには、動作に必要な条件を満たせているかどうかをチェックするCGIが付属していますから、 自分のスペースで使えるかどうかは、試してみればすぐに分かります。 明らかに無理だと分かっているのでなければ、試してみると良いでしょう。 (※Movable Type公式ページにも記載されています。)
それでは、まずはMovable Typeのパッケージをダウンロードしましょう。
なお、途中のステップを飛ばして読みたい場合は、以下の目次からどうぞ。