ホームページ作成/CGI・SSI活用入門

印刷専用ページを簡単に作るには(SSI版)(2ページ目)

印刷される頻度の高いコンテンツには、メニューなどを省いたシンプルな「印刷専用ページ」を用意しておくと便利です。でも、そのためだけに同じ内容を2ページに記述するのは面倒ですね。SSIを使えば簡単にできます。

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

SSIを使ってHTML中に別ファイルを合成するには?

SSIを使うのはとても簡単です。 HTML中に、たった1行記述するだけで、どんなファイルでも合成できてしまいます。

その方法をご紹介する前に、まずは、SSIを使うための環境について確認しておきましょう。

SSIを使うには

SSIを利用するためには、次の2つの条件があります。

  1. サーバがSSIに対応している(=SSIの利用を許可している)
  2. HTMLファイルの拡張子を「.shtml」にする

1.サーバがSSIに対応している

サーバの機能一覧の例:SSIが許可されているかを確認 SSI(Server Side Include)は、ウェブサーバ側の機能です。 ですから、アクセス者の環境には一切依存しません。どんな環境を使っているアクセス者に対しても、同じようにSSIは機能します。 その代わり、サーバ側がSSIの利用を許可していなければ使えません。

CGIの使用が許可されているなら、たいていSSIの使用も許可されていますが、事前に確認しておきましょう。

2.HTMLファイルの拡張子を「.shtml」にする

ファイル拡張子は「.shtml」にする SSIを利用するためには、HTMLファイルの拡張子を「.shtml」にします。ファイル拡張子が「.html」や「.htm」では、SSIは有効になりません(※1)。

これは、「合成される側のファイル」の話ではなく、「合成する側(呼び出す側)のファイル」の話です。
前ページの例では、表示用や印刷用ページを作る show.shtml や print.shtml の拡張子が「.shtml」でした。 合成される側(コンテンツ本体)ファイルは contents.html のように普通の「.html」で構いません(※2)。

※1:ファイル拡張子が「.html」でもSSIを有効にする方法もありますが、どんな環境でも使えるわけではないので、ここでは割愛します。
※2:合成される側のファイル拡張子は何でも構いません。「.html」でも構いませんし「.txt」でも構いません。

SSIを使ってHTML中に別ファイルを合成する記述

それでは、実際にSSIを使ってファイルを合成するようにHTMLを記述してみましょう。

SSIを使って別ファイルを合成する記述方法へ >>

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます