ホームページ作成/レイアウトの作成・調整 (HTML,CSS)

CSS段組2:スタイルシートで作る段組レイアウトの例(3ページ目)

HTML+CSSで「段組(マルチカラム)」を作ってみましょう。よくあるレイアウトのサンプルを用意して、その通りに段組を構成する方法をご紹介します。スタイルシートでスマートに段組を作りましょう。

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

スタイルシートを作る

それでは、下図のようなレイアウトの段組になるようにスタイルシートを作っていきましょう。

作るレイアウトのサンプル

上部の2段組を作る

最初に、「ブロックA」と「ブロックB」の2段組を作ります。

<style type="text/css">
div.blocka {
   float: left;
   width: 200px;
}
</style>

ブロックAに対して、横幅を指定し、floatプロパティにleftを指定するだけです。 これで、ブロックAが左に寄り、後続の要素が右側に回り込むようになります。
ブロックBに対しては特に何も指定は不要です。

段組を解除

次に、「ブロックC」を作ります。「ブロックC」は、先の2段組の下にあるレイアウトですから、ここで段組を解除させます。

<style type="text/css">
div.blockc {
   clear: both;
}
</style>

ブロックCに対して、clearプロパティにbothを指定するだけです。 これで、回り込みを解除(直前の段組を解除)できます。

中央の2段組を作る

次に、「ブロックD」と「ブロックE」の2段組を作ります。 作り方は、先ほどの2段組と全く一緒です。(横幅の指定が異なるだけです。)

<style type="text/css">
div.blockd {
   float: left;
   width: 15%;
}
</style>

ブロックDに対して、横幅を指定(「15%」)し、floatプロパティにleftを指定します。先ほどと同じですね。 ブロックEに対しては特に何も指定は不要です。

最下段を作る

最後に、「ブロックF」を作ります。先ほどの「ブロックC」と同様、直前の段組を解除させます。

<style type="text/css">
div.blockf {
   clear: both;
}
</style>

ブロックFに対して、clearプロパティにbothを指定します。先ほどと同じように、これで回り込みを解除(直前の段組を解除)できます。

いかがでしょうか?とても簡単ですね。

全体のソースと見え方の例

最後に、HTMLとスタイルシートのサンプルソースをまとめて掲載しておきます。 また、見え方のサンプルも用意しましたので、どのように見えるか確認してみて下さい。

まとめのソースと見え方の例は 次のページで! →

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