ホームページ作成/HTML・スタイルシート(CSS)の基礎

TABLEを使わずに背景画像を指定する方法(3ページ目)

ページ内の一部分にだけ背景画像や背景色を付けたい場合、TABLEを駆使して実現していませんか?スタイルシートを使えば、より簡単に少ない記述で、任意の箇所に背景画像などを付加できます。

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

さて、ついでに文字色もスタイルシートで記述してみましょう。

color プロパティ

スタイルシートで文字色を指定するには、 color プロパティを使用します。

color: darkblue;

上記の記述は、濃い青色( darkblue )を指定(※)しています。
※色の指定方法は、1ページ目の中の注釈で説明したとおり、色名の他に「#ccffcc」や「rgb(100%,75%,50%)」といった指定なども可能です。

スタイルシートは、連続していくつでも指定できますので、背景色と文字色を同時に指定することも可能です。

color: white;
background-color: purple;

上記の記述は、文字色が白色( white )で背景色が紫色( purple )になります。ここでは見やすいように改行していますが、実際に記述する際には、改行しなくても構いません。(しても構いません)

例えば、次のように記述すると、背景色が水色で文字色が濃い青色になります。

<div style="color: darkblue; background-color: #ccffff;">
All About Japan は ... が運営しています。
</div>

上記の記述は、次のように表示されます。

All About Japan は、株式会社リクルート・アバウトドットコム・ジャパンが運営しています。

文字色が濃い青色で、背景色が水色になっていることがお分かり頂けたと思います。このように、文字色と背景色を同時に指定することも可能です。 もちろん、これら以外のスタイルも同時に記述可能です。

TABLEを使わずに実現

今回ご紹介したように、背景色や背景画像を付けるだけなら、わざわざTABLEを使って長いHTMLソースを記述する必要はありません。
また、インライン要素に対して背景色や背景画像を指定することは、TABLEを駆使しても難しく、スタイルシートだからこそ実現できるデザインだと言えるでしょう。

スタイルシートに満足に対応していないブラウザが多かった頃は、あまり積極的にはスタイルシートを活用できませんでした。 しかし、最近のブラウザならほとんどのブラウザでスタイルシートに対応していますので、気軽に使ってみて下さい。

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