ホームページ作成/ホームページ作成テクニック、小技

独自ドメインを取得しよう!ドメインの基礎と種類

今や独自ドメインは、個人でも気軽に取得できるものになりました。国内では「汎用JP」の運用が開始され、世界では「.info」や「.name」などの新しいドメインが運用準備に入っています。従来ドメインで望みの名前が取得できなかった方々も、新ドメインでなら取得できるチャンスがあります。あなたも、独自ドメインでホームページを運営してみませんか?今回は、ドメインの基礎と、その種類についてご説明致しましょう。

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

※この記事は、2001年6月11日に公開されたものです。(2010年現在では、もっと種類が増えており、もっと安く利用できます。)

個人でも独自ドメインの時代

最近、個人のホームページでも、独自ドメインを取得して運営しているところをよく見かけるようになりました。 もはや、独自ドメインは企業や組織だけのものではなく、個人でも気軽に取得して利用できるものだと言えるでしょう。

ドメインの取得は、ウェブ上で手軽に申請できる体勢が整っていますし、維持費は年額数千円程度(※)です。個人でも気軽に取得することができるでしょう。
※「.com」ドメインの場合。(高くてもだいたい4千円程度で、それよりも安く維持できるレジストラ(ドメイン登録サービスを行う企業)もあります。)

実は今がチャンス!?

少しでもドメインについて調べてみたことがある方々はご存じだと思いますが、「ドメイン名」は、原則として「早い者勝ち」(※1)です。 同じドメイン名を欲しいと思っている人物が複数居た場合、最初に申請した人のものになります。(※2)
そして、今では、様々な組織や個人がドメインを取得してしまっているため、自分の欲しいと思うドメイン名が取得できない場合が多くあります。

※1:早い者勝ちとはいえ、他人の商標権などを侵害するようなドメイン名は取得できない場合があります。 ※2:新設されるドメインの場合は、最初の一定期間は先着順ではない場合があります。(後述)

しかし、諦めるのは早すぎます。
今年の5月から、「汎用JP」という新しいドメインの運用が始まりました。さらに、今年の9月~10月からは、「.biz」や「.info」といった新しいドメインも運用が開始されます。
それらのドメインの場合、まだ利用者が少ないわけですから、望みのドメイン名が取得できる可能性があります。

特に「.info」ドメインは、今年(2001年)の8月頃から9月までを「同時申請期間」として定めており、『その期間中の申請は全て同時に申請されたもの』とする方法が採られています。
この場合、同じドメイン名を複数の人物が申請した場合でも、先着順ではなく、抽選によって決定されます。期間内に申請した人には、平等に欲しいドメインが獲得できるチャンスがあるというわけですね。

このように、新設ドメインが出てきた今が、「望みのドメイン名を取得する」チャンスだと言えるでしょう。

というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、記事「独自ドメインを取得しよう!」シリーズでは、 最新のドメイン情報から、 独自ドメインで運営するために必要な情報(取得方法やサーバの選び方など)など、 独自ドメインでの運営に関する様々な情報をお伝えしていきたいと思います。

今回は、ドメインの基礎と種類を簡単にご紹介致しましょう。

それでは次のページへ→

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