ホームページ作成/Webサイトのユーザビリティ

フレームを使った構成の問題点(2ページ目)

フレームは、特定のページを表示させたまま様々な別のページを同時に表示できる便利な機能ですね。しかしそこに、せっかくの来訪者を逃してしまう危険な落とし穴が潜んでいるのです…。

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

来訪者は検索サイトから

検索サイトの検索結果には、必ずしもトップページが表示されるとは限りません。多くの検索サイトでは、トップページではないページも検索結果として表示します。

検索サイトでの検索結果の例
※検索サイトでの検索結果の例
トップページではないページがヒットしている。

フレーム使用の問題点

ここで問題になるのは、「本来はフレーム内で利用されるはずのページが、独立した1つのページであるかのように直接表示されてしまう」可能性があるという点です。

もし、全てのページへのリンクが「メニュー側」に表示する目次ページにしか用意されておらず、「本文側」に表示する個々のページには、内容(本文)だけで、どこへのリンクもなかったとしたらどうなるでしょうか。

検索サイトから直接内容ページへアクセスしたユーザは、その1ページだけしか読めません。リンクがないので他のページに移動できないからです。そのサイト内にどれほどの量の情報が掲載されていたとしても、その存在を知ることもできないわけです。
とすれば、多くのユーザは、また検索結果のページへ戻って、他のホームページへ行ってしまうことでしょう。

つまり、せっかくアクセスしてくれたユーザを逃してしまったわけですね。
解決するにはどうすれば良いでしょうか?

解決方法は、次のページで! →

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