株式戦略マル秘レポート/サステイナブル・インベスターのthink! Buy or Sell

日の丸鉄道株の掘り出し物?(2ページ目)

世界各国で鉄道投資がブームになっています。アメリカでは、ウォーレン・バフェット氏が鉄道大手のバーリントン・ノーザン・サンタフェを買収したことも記憶に新しいところ。広く鉄道の時代と考えられるいま、鉄道銘柄を選ぶときの視点について検証してみます。

執筆者:瀧澤 信

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直近の「朝っぷ!」レビュー

平日毎朝当社より配信している情報メルマガ「朝っぷ!」から、特に気になる話題を振り返ります(株価、バリュエーションデータ等は、記載の日時時点のものであり直近のものではありません)。

(2月1日)
・ブルームバーグが、『中国の重機メーカー、中国第一重型機械は、新規株式公開で最大116億元(約1530億円)を調達する計画だ』と伝えた。同国市場での年初来IPOで最大規模。

(2月2日)
・ブルームバーグはゴールドマン・サックス証券が『これまでオーバーウエートとしていた「機械」「商社」「エネルギー/化学」「鉄鋼」を中立に引き下げた。一方で、輸出企業には引き続き全般的に強気な見方を示し、「産業用電機」「民生用電機」など川下に位置する新興国関連セクターについては中立からオーバーウエートに引き上げ、「医薬品/ヘルスケア」、運輸セクターの中の「鉄道」など高配当利回りセクターのウエートも上げた。』と伝えた。

(2月5日)
・ソニーは昨日の決算発表で2009年10-12月期は、連結純利益が791億と前年同期の8倍近くに伸び最終損益が黒字転換したと発表した。全部門で損益が回復し、4半期ぶりの黒字転換だが、 足元は不透明感も多く10年3月期は最終赤字を見込んでいる。[ソニー(6758)売上高7兆3000億円、営業利益‐600億円、自己資本比率23.1%、時価総額 3兆889億円。株価3075円、PBR1.07x、PER --x、配当0.81%、貸借倍率0.8x]

(2月8日)
・三越伊勢丹ホールディング、ゴールドマンサックス及びUBSが投資判断を引き上げ。直近決算発表で連結営業利益は前期比58%減だが、UBSではコスト削減意欲を再確認したとして強気の姿勢。
[三越伊勢丹H(3099)売上高1兆3000億円、営業利益20億円、自己資本比率35.2%、時価総額3665億円。株価929円、PBR0.76x、PER0x、配当1.08%、貸借倍率0.12x](純資産倍率1倍割れ、需給も良し)

(2月9日)
・富士フィルム 後発医薬品事業に参入。日経は、同社が『三菱商事と共同出資して新会社を設立し、今春にも約200品目の販売を始める。医薬品事業で新薬を手掛けているが、後発薬の成長良余地は大きいと判断した。』と報じた。早ければ2011年の発売を目指す。また、同紙は『11年度までの3年間で国内の特許が切れる新薬の売上高総額は1兆円に達するとの試算もあり、事業機会は大きいとみる。』と伝えた。
[富士フィルムHD(4901)売上高2.4兆円、営業利益▲650億円、自己資本比率61.9%、時価総額1.44兆円、株価2803円、PBR0.78x、PER-、配当利回り0.89%、貸借倍率1.84x]



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当記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的に作成したものではありません。銘柄選択、投資の最終決定は、ご自身の判断でなさるようお願い致します。各種情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
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