訪れた人を魅了する樹氷のライトアップ
地蔵山頂駅付近の樹氷のライトアップ。
まさに魅惑の風景です!(2009年2月撮影)
樹氷のライトアップは1989年から毎年行われていて、漆黒の闇の中に樹氷が浮かび上がる夜景を楽しめます。日にちと時間は限定されていて(例年は年末年始と1月の土日及び、2月1日~3月始めまで)蔵王温泉や蔵王ロープウェイのWebサイトで実施日が確認できます。
樹氷のライトアップも、日中と同じく蔵王ロープウェイの山麓線と山頂線を乗り継いでのアクセスとなります。なお蔵王温泉スキー場の一部のゲレンデではナイタースキーも可能なのですが、蔵王ロープウェイは樹氷ライトアップ観光の専用ルートとなり、スキー・スノーボードの方は乗れませんので注意して下さい。 ロープウェイ山麓線を降りた樹氷高原駅付近からライトアップが始まります。
駅周辺の樹氷が着いた木々がカラフルな色に彩られているのを見ると、どんな風景が待ち構えているのか期待が高まりますね。
樹氷高原駅からロープウェイ山頂線に乗り込むと、まわりは闇に包まれ、どこか別世界へ連れて行かれるような感覚を受けます。
そして遠くに見えていた地蔵山頂駅周辺のライトアップが静寂の中でどんどん近づいてきます。
地蔵山頂駅に到着した後、駅周辺で樹氷のライトアップを間近で見ることが可能です。
地蔵山頂駅に併設されているレストランの中からは、外の樹氷のライトアップの様子を窓越しに眺められます。暖房の良く効いた室内から外の絶景が見られるのは嬉しいですね。
荒天でなければ、地蔵山頂駅の屋上に出て樹氷のライトアップを見渡すのも良いでしょう。ガイドが訪れた時はお天気が悪くて遠くは見えなかったのですが、視界に恵まれると温泉街の明かりだけでなく、山形盆地の明かりまで見通せるとのことです。
また樹氷高原駅から暖房付の雪上車「ナイトクルーザー号」で樹氷へ間近に迫る樹氷幻想回廊ツアー(予約制)も行われていますので、どちらか好きな方を選んでみて下さい。