結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

披露宴の音楽・BGM

ウェディングではほとんどの場面で音楽をかけています。場面に合った音楽を決めるのに役立つ、チェックしたいポイントの披露宴の音楽編をお送りします。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

  • Comment Page Icon
ウェディングに欠かせない音楽。スピーチ以外のほとんどの場面で、音楽がかけられます。そして、よりよい場面作りのための大切なひと工夫もあるんです。リラックスしたり、盛り上がったり、より楽しいパーティの助けになります。

ポイントとなる音楽

ケーキカット
ポイントとなる曲はゲストへの印象も強いもの
ゲストの注目を促し、演出効果をより上げるために使う音楽です。必ず音楽が必要なのは以下の場面。

●入場
●乾杯(「乾杯」の発声を合図に音を出す)
●ウェディングケーキカット(カットとともに音を出す)
●中座
●再入場
●花束贈呈
●退場

印象的な曲を選ぶことはもちろんですが、特に乾杯とケーキカットの曲にはちょっとしたコツが。乾杯の場合は「乾杯!」という発声を合図に、ケーキカットの場合は司会者の「ケーキご入刀です!」という言葉をきっかけに音楽がスタートします。なので、カット・イン(出だしで音がパーンと出る)タイプの曲がおすすめ。フェード・イン(小さい音がだんだん大きくなる)タイプの曲では正直活気に欠けます。

曲の出だしを使わなくても、秒数を指定して途中から曲をかけるということもできるので、お気に入りの曲が使えないかどうか、じっくり聞いてみてください。サビのあたりは結構使えることが多いです。

ガイド自身も好きで、BGMとしてよくおすすめするのは、Boyz II Menの『A Song for Mama』という曲。ご両親への花束贈呈でよく使われるのですが、サビの部分にこんな歌詞があります。

Mama, Mama You know I love you.

花束贈呈は、両親への感謝を表すシーン。英語の曲ですが、「ママ」とか「I Love You」といった、誰もがよくわかる歌詞によって、この曲自体を初めて聞く人でも感情移入しやすいのですね。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます