人脈や会員制度を駆使した節約術
■担当者と仲良くなる会場の担当者とは仲良くなっておくに越したことはありません。相手も人間ですから、親しくなれば良くしてあげたいという心情が働くのは当然のこと。そうすれば、事情や状況によっては料金をちょっぴりサービスしてくれたり、無理なお願いをしてもなんとか頑張って引き受けてくれたり、なんてことも。少なくとも、やみくもに「安くして下さい!」と言ったり、淡々と進めるより余程、お互い気持ち良く準備ができるでしょう。
また、仲良くなれなくても会場担当者に予算をしっかり伝えておくことも大切です。「○万円以上は出せません」と最初に釘を刺しておけば、会場担当者も無理に高いプランやアイテムを勧めてくることはあまりないと思います。
■式場関係者の友達を探す
結婚式を挙げる会場に友達や知りあいが勤めていたり、関係していないか調べてみて。多くの会場では従業員割引を設けているし、関係者に口をきいてもらうだけでも割引してもらえる場合が少なくありません。これは衣裳ショップなどでも使えるテクニック。自分には心当たりがなくても、親の友人や知りあいにいる、なんてこともあるから、親や親戚にも声をかけてみるといいでしょう。
■会員カードやクレジットカードを上手に利用
大手デパートでは結婚が決まった人向けにカードを発行し、買物金額を割り引くなどさまざまな特典・サービスを提供しています。基本的に入会金も無料なので、入会しておくとなにかと便利でお得!
また、ホテルの会員になると、婚礼料金の割引などの特典のほか、さまざまなサービスが受けられます。入会は無料、インターネットで簡単に申し込めるところが多いから、気に入ったホテルがあれば、会員になっておくといいかも。
支払い方法についてもチェックしてみましょう。会場への支払いをクレジットカードで行えばポイントがたまり、その分をさまざまな商品やギフトカードなどへ変えることができます。ただし、会場によってはクレジットカードでの支払いに対応していない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。また、支払い額が利用上限額を超えてしまう場合には、あらかじめクレジットカード会社に連絡を入れておくと、上限額以上でも支払いができる場合がありますので、こちらもあわせて確認しておくといいと思います。
■保管料や持ち込み料がかからない手段を探す
衣裳や引出物を外部から持ちこむ場合、保管料を取る会場があります。衣裳を預かれば、しわ伸ばしなどのメンテナンスをしなければなりませんし、引出物の保管には場所も取ります。これはそのための費用なのですが、バカにならない金額であるのも事実。
だから、衣裳や引出物を持ち込むことがわかっている場合は、保管料を取らない会場を選ぶのもひとつの費用削減策となります。また、衣裳ショップや引出物を扱う店では、保管料を負担してくれるところもありますので、そうしたショップを探してもいいでしょう。
保管料がかかるのはイヤだけど、会場が用意している引出物に気に入ったものがないという人は、その会場と提携しているデパートがないかどうか聞いてみて。提携デパートを利用すれば保管料は無料というところも多いのです。
※なお、これらのテクニックはすべての会場にあてはまるとは限りません。 こう考えていくと、お金をかけない結婚の方法って意外にあるもの。結婚式=お金がかかると思い込まずに、自分たちなりにいろいろ工夫してみることをおすすめします。
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