結婚式・披露宴の準備/結婚式のお呼ばれマナー

結婚式ご祝儀、友人、親族、上司、恩師の相場は?

結婚式に招待されたとき、ご祝儀に悩みますよね。ご祝儀とは?というところから親族や友人、上司、恩師……の結婚式ご祝儀の相場金額や欠席のマナーについて考えてみました。

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

結婚ガイド

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ご祝儀の相場、金額はいくら?

結婚式のご祝儀の相場は?

結婚式のご祝儀の相場は?

ご祝儀で気になるのは一体いくらが相場なのかということ。ゼクシィの結婚トレンド調査2015(全国・推計値)によれば、ゲスト別の平均額は次のとおりです。

友人・同僚 3万円
上司 3万8000円
親族 6万2000円
恩師 3万6000円

これは平均額なので半端な金額となっていますの、実情に即して直すと、友人・同僚が3万円、上司・恩師が3万円か5万円といったところでしょう。なお、親族は付き合いの深さにもよって金額がかなり変わってくると思うのですが、5万円か10万円というのが多いようです。

ご祝儀の金額、基本マナー

さて、上に上げた相場金額でひとつ気になることはありませんか? そう、4万円をあえて避けているということ。4は死に通じることから縁起が悪いとされ、結婚式では避けるべき数字。ですから、ご祝儀も4万円は包まず、3万円か5万円にするのです。同様に、9は苦に通じますので、こちらも避けてください。

また、偶数は割りきれてしまうので、縁起が悪いとされています。となると、2万円もダメなの? と疑問を持たれると思いますが、なぜか2万円だけはOK。おそらく2万円というのがご祝儀金額として比較的使われやすい額だからからだと思われます。

そのため、2は「夫婦」を表すとか、二重の喜びに通じるなどと、理屈をつけることも。ただし、先方が縁起を担ぐ人の場合、偶数を忌む場合もあります。そんな時は、1万円札1枚と5千円札2枚にして、割りきれない枚数を包むとよいと思います。

以上のような相場や基本マナーはあるものの、「こんなときはどうしたらいい?」と悩みが尽きないのが、ご祝儀の一筋縄では行かないところ。

≫≫次のページでは、さまざまな事情があるケースについてご説明します

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