挙式のキッスは唇にする?頬にする?
結婚式のキスシーンで真っ先に思い浮かぶのがキリスト教のセレモニーで行われる誓いのキスです。唇と唇を合わせることもありますし、新郎が新婦の頬に唇を付ける場合などがあるようです。どのようにキスをするかは、挙式場のほうから指示される場合もあるようですが、唇にするか、頬にするかは、ふたりの判断に任されていることが多いようです。また、どちらの方法にしろ、キスをすること自体がイヤという場合は、事前に申し出ておけば、誓いのキスを省略できる場合もあるようです。誓いのキスを美しく見せるには? |
新婦は動かずにじっと待つのが鉄則
さて、キスをする場合、どのようにしたらスマートに、美しく見えるのか。新年のワイドショーで、某タレントさんの結婚式が紹介されていたのですが、誓いのキスでは花嫁さんが新郎の首に手を回していました。開放的なリゾートでの挙式ですから、あれはあれでいいような気もしましたが、私のまわりでは「あんなふうにするんだっけ!?」という声があったのも事実。確かに見る人によっては「ちょっとはしたない」ととられてしまうこともあるようです。美しく、清楚に見せるためには、新婦は動かずに待つ、というのが鉄則です。顔を前につき出したり、傾けたりするのもNG
キスをする時は、まずふたりが向かい合い、新郎が新婦のベールをあげ、新郎が新婦に顔を近づけ、キスをします。キスをするとき、新郎は新婦の肩にそっと手を置くような感じで顔を近づけると、スマートに見えます。このとき、緊張のあまり新婦の肩をがっちりとつかんでしまう新郎もいますが、これはあまり美しく見えないので、あくまでもソフトに。また、先にも述べたように、新婦はこの時軽く目を閉じ、両手は身体の前で軽く組んで、とにかくじっとひたすら待ちます。気持ちが急いてしまって顔が前に出てしまうのは、なんだか物欲しそうな感じがするのでNG。また、キスがしやすいようにと顔を少し傾けたりするのも、物慣れた感じがするのでやめたほうがいいと思います。「いまさらそんなブリッ子(←死語!?)しても白々しいんじゃない?」という声もあるかもしれませんが、あまり熱烈なラブシーンを見せつけられても、招待客としては困るばかりですから、ここはやはり清楚にいくのがおすすめです。
キスしている時間は2秒くらいが適当ではないでしょうか。長過ぎるのも、見ている側としては所在なく、なんとなく落ち着かない気分になるものです。
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