婚姻届を結婚式前に提出する
このところ多く見かけられるのは、結婚式の前に婚姻届を出してしまうパターン。これは新居の問題と係わっていることが多いようです。結婚式の前に新居へ引っ越す場合は、引っ越しと同時に婚姻届も出してしまうというケースが見られます。これなら転入届を提出するのと一緒に婚姻届を提出することができるうえ、銀行やクレジットカード、運転免許等の住所&氏名変更も一度に済んでラクなのです。もし、引っ越しはしたものの、婚姻届提出は結婚式当日の半年後なんてことになると、まず引っ越しの際に住所変更し、その後、婚姻届を提出した後に氏名変更の手続きをすることになりますので、ちょっと面倒くさいかも……。結婚式前に同居して、婚姻届を提出するというのはなかなか合理的な方法だと私は思うのですが、両親から反対を受ける場合も。結婚式前に同居・入籍なんてみっともない、けじめがつかないetc.。そうした親の考えや気持ちを汲んであげて、結婚式当日や結婚式後の入籍にするのも、またひとつの親孝行なのではないかなと、思ったりも。
なお、海外ウエディングをする人は、リーガルウエディングをする人以外、基本的には事前入籍が基本となります。入籍後の戸籍謄本や婚姻届受理証明書の提出を求められますので、早めの婚姻届提出がお勧めです。詳しくは、海外ウエディングの手配をお願いする会社に確認しておきましょう。
婚姻届を結婚式当日に提出する
結婚式の日と婚姻届を提出する日を一緒にしたい!というのであれば、結婚式当日に届け出ることになります。婚姻届は役所がお休みになる土・日曜、祝日でも、窓口があいていない時間帯でも受け付けてくれますので、結婚式当日の朝に会場へ行く前に寄ったり、結婚式が終わった後に提出しに行くということも可能です。また、婚姻届は代理人が提出してもOKですので、結婚式当日は役所に行っている暇が無いというのであれば、他の人に頼んでもいいかも。役所の窓口が開いていない時間帯に婚姻届を提出する場合、夜間受付に提出することになるのですが、ここでは婚姻届を預かるだけ。手続きは窓口が開いてからということになります。そこで、婚姻届がきちんと記入されていて、必要書類も揃っていれば、提出した日付で受理されるのですが、なにか不備があると差し戻しになって受理されません。つまり、結婚式と同じ日に入籍しようというもくろみがパーに! こんなことにならないために、婚姻届の記載や必要書類は入念にチェックしてください。もし不安であれば、窓口が開いているときに書類一式を持参し、担当者にチェックしてもらっておくといいと思います。