ゲストの前で料理やデザートの最後の仕上げをしてもらうのもおもしろいアイデアです。ローストビーフを切り分けてもらったり、ステーキを焼いてもらったり、デザートをフランベしてもらったり……。会場内によい香りが広がり、ゲストからも歓声が上がることでしょう。
音楽の生演奏
パーティの雰囲気に合わせ、弦楽四重奏やジャズバンド、シンガーなどを入れてみるのも素敵です。パーティの中盤で時間を取り、ミニライヴを催しても。思わず踊り出したりするゲストもいて、盛り上がること間違いなしです。
★装飾編★
ワントーンコーディネート
会場の装花を1色でまとめるとなかなか大人っぽい雰囲気です。ナイトウエディングでムーディにするのなら深紅のバラで、昼間の爽やかなウエディングなら白を主体にグリーンを少量きかすというアレンジもおすすめ。
ピラミッドキャンドル
プチキャンドルを入れた小さなグラスをピラミッド型に積み上げ、火を灯します。ゲストに火を灯してもらったり、ふたりでメインキャンドルに点火するというバージョンもありますが、大人っぽくするのなら演出としてではなく、あえて会場装飾の一部と割りきって使うのがおしゃれだと思います。
フラワーケーキ
ウエディングケーキを用意しないのなら、生花でウエディングケーキを作ってもらうのも素敵。会場装花とコーディネートして飾っておけば、みんなそのセンスに脱帽するはず。
大人っぽくするには、あれもこれもと欲張りすぎないのがポイントではないかと思います。また、最近はみなさんプチギフトを配ったりするのですが、実際は「そんなものもらってもうれしくない」という辛口の意見も……。確かに20代の女性なら「わ~い!」といって喜んでくれるでしょうが、他のゲストにはあまり受けないかも。
また、ブーケトスやブーケプルズといった演出も、“未婚女性”が対象になるためか、30代の女性にはあまり評判がよろしくないよう。30代独身女性にとっては、“未婚”と強調されるのはなんかイヤなものなんですよね(べつに気にしていなくても)。それに、友人女性がみんな既婚であったりすると、この演出自体成り立たないわけで……。なにはともあれ、自分たちだけではなく、ゲストのことも考えた演出・装飾を考えるのが、大人ウエデイングの第一歩といえそうです。