【ケース2】愚痴すらも聞いてくれない
B男さんは仕事が忙しく、結婚式の準備が手伝えません。B子さんもそんな彼の状況はわかっているつもり。ですから、なるべく彼の手をわずらわせないよう、ひとりでできることはしてきたつもりです。
そんなある日、何回目かの打ち合わせに会場へ行ったとき、担当者と感情の行き違いがあり、ちょっと不愉快な思いをしました。落ち込んだ気分のまま、B男さんに会ったB子さん。彼に慰めてもらおうと、「担当の××さんがこんなこと言ったのよ。なんか全然私たちのこと理解してくれてないと思わない?」
これに対してB男さんは「べつにたいしたことじゃないじゃないか。うるさいなあ。俺、疲れてるんだよ」と言い放ったのです。これには温厚なB子さんもプッツン。「なによ、準備は全て私任せのくせに。愚痴くらい聞いてくれたっていいじゃない!」
B子さんのいうことはもっともです。準備が手伝えないのなら、せめて相談ぐらいには乗ってあげるべきですよね。
【男性へのアドバイス】
仕事が忙しい、といって結婚式の準備を全く手伝わない男性も少なからずいるようですね。ただ、仕事が忙しいんだからしょうがないと開き直るのはどうかと思いますよ。ひとりで結婚式の準備に奮闘している彼女に対するいたわりや思いやりの気持ちは忘れずに。「君にばかり準備してもらって悪いね」の一言ぐらいはかけてあげましょう。また、彼女が相談を持ちかけたり、愚痴を言ってきたりしたときは、面倒くさがらずに聞いてあげること。そうした細かな心遣いって、女性にとってはうれしいものなんです。