結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

男と女の間のふか~い溝!? 結婚式の「冷静と情熱の間」(2ページ目)

結婚式の準備をするうえで女性が一番不満に思うことは「彼が準備を手伝ってくれない!」というもの。ここでは、結婚式に対する男女の温度差やどうすれば乗り越えられるかを考えてみます。

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

結婚ガイド

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【ケース1】「君の好きにしていいよ」は優しさじゃない
A子さんはA男さんのやさしいところが気に入って結婚を決意。結婚式の準備でもA男さんは優しさを発揮して、A子さんに「なんでも君の好きにしていいよ」と言ってあります。A子さんも「なんて優しい人なんだろう」と感激し、喜々として結婚式の準備を進めていました。

しかし、結婚式の準備を進めるうちに、ひとりでは決めかねて、いろいろと相談したいことも出てきます。
「ねえ、結婚式のお料理なんだけど、1万円のと1万2000円のと、どっちがいいかしら?」
「きみの好きにしていいよ」

「引き出物なんだけど、洋食器のセットがいいかしら? でも、ちょっと無難すぎるかなあ? こっちのガラス器セットはどう?」
「きみの好きにしていいよ」

「司会者はやっぱりプロがいいかしら? それとも、友人に頼む? ほら、私のお友達にアナウンス部にいた子がいたじゃない。彼女なんてどうかしら?」
「きみの好きにしていいよ」

こうしたやりとりがしばらく続き、A子さんはとうとうキレてしまいました。「きみの好きにしていいよって、単に無責任なだけじゃない! もっときちんと相談に乗って!」

そうなんです。男性の「好きにしていいよ」って言葉はけっこうクセモノ。たた単に考えるのが面倒くさい、かかわり合うのがいや、という理由でこういうセリフを吐いていることも。

【男性へのアドバイス】
彼女のやりたいようにやらせてあげる、というのは別に悪いことではありませんが、相談にはちゃんと乗ってあげましょう。相談を持ちかけられたときに、きちんと対応できるかどうかで、男の株もぐっと上がるというものですよ。それに、話を聞くだけで、彼女が機嫌良く結婚式の準備に励んでくれるなら、それはそれであなたにとってもメリット大なのでは?
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