タイ料理/東京のタイ料理店

カオマンガイ専門店が神田にオープン!(3ページ目)

海南チキンライスとルーツは同じ、「タイ版チキンライス」の専門店が神田駅前にオープンした。タイのチキンライスはタレに特徴あり!複雑なそのおいしさをぜひ。

佐藤 わか子

執筆者:佐藤 わか子

世界のおうちご飯ガイド

カオマンガイは普通盛りのほか、小450円、大700円、特大800円もあるので、おなか具合がそこそこのときは普通盛りで、おなかが結構空いているときは大にするのがよさそう。

タレは、両方とも試行錯誤を繰り返しながら作ったのでは?と思われる味で、辛み、甘み、香りなどが複雑に絡み合っている。
どのタレもまったく違う味わいなので、友人と一緒に行ったら、それぞれ違うタレを頼んで楽しむのが正解かもしれない。もしひとりで初来店ということだったら、タレを何種類か追加注文する“オトナ買い”がいいかもしれません。

ゴハンにはほんのりニンニクの香りが。タイのチキンライス「カオマンガイ」は、シンガポールの「海南チキンライス」の陰に隠れ、ちょいと日の目をみない存在だが、タレには材料がたくさんはいっていたりして、実はすごい実力をもっている料理だと思っている。
見ためは決して華やかではないけれど、味わうごとに旨みが増し、忘れられない料理となっていくのがその証拠。なんだか人と似たところがありますね。

カオマンガイはフリークが多い料理として知られているものの、残念ながらまだまだ認知度が低い料理である。
最近では、東京は木場にある「Puiプイ」、千葉は柏の「泰国式鶏飯店 ガッチキ」といったようにカオマンガイ専門店が徐々にオープンしているものの、下北沢の「チッキンアムリタ」のように惜しまれつつ閉店する店もある。

この「東京カオマンガイ」はこれからさまざまな面において、試行錯誤を繰り返していくのだと思われるが、「カオマンガイ」専門店という看板を掲げ、ひとつの料理一本で勝負する心意気はすばらしいことだと思う。ぜひともがんばっていただきたい!

駅から徒歩30秒という立地のよさ、店内はせまいけれど、ひとりでも立ち寄れる気軽な雰囲気、タイの屋台をおもわせる提供の仕方。また、昼から夜まで通しで営業しているので、ちょっとお腹が空いたときに、ふらりと立ち寄るには最適な店だと思う。
タイ版チキンライス「カオマンガイ」をご存じなかったかたは、ぜひ一度お試しを!

「カオマンガイ」
頭にしっかりとインプットされましたか?(ちょっとしつこいかしら・・・おほほ。)

カオマンガイ専門店「東京カオマンガイ」
所在地:東京都千代田区内神田3-7-8
営業時間:11:00~23:00
TEL:03-3255-6055
交通・アクセス:JR神田駅西口より徒歩30秒
地図:YAHOO!地図情報
カオマンガイ2
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます