フランス料理だとオードブル、メイン…というように、タイ料理にも順序があるのでしょうか。
実は、タイ料理には特に決まりはないそうです。
スープやサラダを食事の始めに食べるのも最後に食べるのも自由。ただ、米飯は大きな器に入れ、食事の場の中央に置き、食事の間中他の料理と一緒に食べ続ける。
そしてデザートは、他の料理の食器が下げられてから出すという具合のよう。
料理の組み合わせに関しては、料理人は基本的に辛いもの、甘いもの、酸味のあるものをバランスよくとれるように作るということを目標にしているそう。
しかし、その味が一皿で完結している場合とひとつの味だけが抜き出ている場合があるので、自分たちで調和のとれた味になるように、辛さの強弱、酸味、甘み、そして香菜やレモングラスなど、ハーブの香りのバランスを考えて組み合わせているとのことです。
基本的に、タイの典型的な食事とは、サラダ、スープ、1~2品のカレー、揚げ物、蒸し物。日本のお店では、一皿の量が少なめになっているので、前菜的ものを加えたり、炒め物などをプラスするとよいのでは。
では、さっそく次のページにメニュー組み立ての参考例を紹介。
あくまで個人的な意見で、お腹にたまるもの(主食)をメインに組み立てていますのでご了承下さい。これで、タイ料理とはなんてバランスのよい食事なのだろうとおもって頂ければ幸いです。