防災グッズ・防災用品・防災バッグ・非常袋を準備しているか?
防災グッズ、防災用品、防災バッグや非常袋)をしっかり準備している家庭は、多くはないのでは
いざという時に備えて、ご自宅に防災用品・防災グッズ・防災バッグ・非常袋と呼ばれるようなものを準備していますか? なれない生活によって避難所ではストレスから免疫力が低下、感染症にもかかりやすくなるため、新型コロナウイルスへの感染なども懸念されています。避難所で家族が一定期間健康に過ごすための用品についてお伝えします。
<目次>
防災グッズ・防災用品・防災バッグ・非常袋で本当に必要なものとは?
本当に必要なものを厳選して非常袋に詰めて、オリジナルの防災バッグを作りましょう
厳密に言えば「防災グッズ」というものは存在しません。災害はグッズをそろえる程度では防げないものだからです。
さらに言えば、水と食料3日分の用意も、優先順位的には最後の方です。なぜなら、大地震など、これまでの国内で記録ある自然災害において、水や食料不足が理由で亡くなった方はいないからです。現在は、どこの自治体でも連携して災害対策をおこなっており、インフラが停止するような大災害が発生しても、数日内に救援物資が届くのは間違いないところです。
防災グッズは、以下の順番で用意します。
- 実際に生命の危機に陥るリスクを軽減するもの
- 自宅が危機に面した場合に避難を手助けするもの
- 避難所生活が長期に渡った場合、健康を維持するために必要なもの
- より避難生活を快適に、便利に過ごせるようにするもの
市販の非常袋(非常用持ち出し袋)に自分の必要なグッズを入れて、オリジナルの防災バッグを用意しましょう。
また自宅が比較的地震のリスクに弱い古い木造家屋であるか、鉄筋コンクリートによるものか、3階程度の低層住宅か、中高層住宅かによっても用意する物の種類や分量は異なります。まずは安全な家に住み、安全な寝室で寝ることこそ本当の災害対策になるのです。
家庭で用意しておくべき災害時の準備用品リスト
避難生活で必要なものは、個人、家庭によって異なります
大規模な地震災害が発生してライフラインが止まった場合、公的な支援が行き渡るまでに、家族の生命・健康を維持するために、どのようなものを準備しておけばならないのでしょうか。以下、具体的にリストアップしていきます。
■飲料水
1人1日3リットルが目安(家族3人で2リットルペットボトル12本~18本用意。飲用のみで3~4日分)。非常用持ち出し袋に入れるのは500mlのペットボトル2本程度でよいでしょう。
■非常食
保存期間が長く火を通さないでも食べられる食品(レトルト食品、インスタント食品、クラッカー、缶詰など安価な日用品をストックして古いものから消費していけば良い)。保存可能期間2年~5年のものが理想的。避難所に大量の食料を持ち込む必要はありません。
■医薬品・衛生用品
常備薬、三角巾、包帯、ガーゼ、脱脂、ばんそうこう、はさみ、ピンセット、消毒薬、整腸剤、持病のある方はその病気のための薬(薬品名のメモも)。小児、高齢者のいる家庭は別途必需品を用意。新型コロナウイルスなどの感染症を防ぐためのマスクは必須、アルコールによる消毒が可能なウェットティッシュ、消毒用ジェル、液体石鹸なども個別に用意しておきましょう。体温計などもあれば便利です。
■衣類
重ね着のできる衣類、防寒具、毛布、下着類、靴下、軍手、雨具、カイロ。
■停電時用
懐中電灯、ろうそく、マッチ、携帯ラジオ、予備の電池。携帯ラジオは手巻きの充電式が便利。最近のものは携帯も充電できる。
■避難所への持ち込み用グッズ
着替え、毛布、布団、寝袋、タオル、ティッシュ、ウエットティッシュ、ビニール袋、生理用品、筆記具(油性)、食器類、スプーン。
■緊急時の避難・救助用
笛、コンパス、ナイフ、ロープ、懐中電灯、シャベル、バール、ノコギリ、ハンマー等の工具。
■貴重品
現金(硬貨)、身分証明書、預貯金通帳、印鑑、権利書、各種カード、保険証など 。
■長期避難用アウトドアグッズ(キャンプ用品で可)
燃料、卓上コンロ、ガスボンベ(予備ガスは多めに用意)、固形燃料、調理用具、寝袋、洗面用具、トイレットペーパー、古新聞紙、バケツ、ラップ、ビニールシート 断水に備えて携帯用トイレ・簡易トイレ(マンション住民は必須)、紙袋、ビニール袋、布袋(所持品整理用)。
■役に立つ日用品
布粘着テープ(油性マジックを使ってメモに使用したり、ガラスの破片を取るときに利用できる)、ラップ(水不足の時に食器に使用、保存など多用途に使える)、梱包用ひも、風呂敷、ダンボール。
非常袋に入れておくべきグッズ(一次持ち出し品)
- 飲料水(500mlペットボトル数本)
- 非常食(菓子類・ゼリー状の食品)
- 医薬品(消毒薬、三角巾、胃薬、解熱薬など)
- 衛生用品(マスク、消毒液、液体石鹸、歯ブラシ、洗口液等)
- お薬手帳
- 簡易食器セット(家族分)
- 衣類(防寒具)
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 電池・スマートフォン用バッテリー、充電器
- 現金(10円玉も)~2万円程度
- 貴重品
- ローソク・マッチ・ライター
- ロープ
- ビニールシート
- 雨具(雨合羽)
- ナイフ、ハサミ、爪切り
- タオル(大小)
- 洗面道具(旅行用で可)
- ウェットティッシュ(消毒可のもの)
- ビニール袋
- コンパス
- 筆記具
災害時にあると便利なグッズ(二次持ち出し品)
- 裁縫セット
- ランプ、ランタン、ヘッドランプ
- カイロ
- サバイバルシート
- 折り畳みポリタンク
- 車輪付き旅行バッグ
- 台車
- かご付き(荷台付き)自転車
- 小型バイク
- キャンプ用品一式(テント、寝袋、バーベキュー用品一式)
- 非常用浄水器(町内会やマンション自治会などで用意)
避難所生活において、あると快適に過ごせる便利グッズ
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