焼き鳥/焼き鳥のおすすめ

ぎたろう軍鶏炭火焼鳥 たかはし(五反田)(2ページ目)

元フレンチシェフの高橋祐二さんが、2005年9月、五反田にオープンさせた焼き鳥屋です。20種類ある焼き鳥はもちろんのこと、フレンチのテクニックが活きた「とりレバーのテリーヌ」なども極めて秀逸!

執筆者:来栖 けい


焼き鳥20本の全貌!

ささみ(本わさび)
「ささみ(本わさび)」(400円)。これを食べた時点で、このお店の凄さを確信しました。
「ささみ(本わさび)」(400円)…焼くとパサパサになりがちな部位ですが、実にしっとりとしていて、塩が呼び込む肉の旨みを非常に強く感じます。本わさびの鮮やかな香りはもちろんのこと、肉自体が持つ香りの余韻も実に秀逸です。


ハツ
焼き鳥界最高の「ハツ」(300円)。
「ハツ」(300円)…力強い弾力性と、それに負けない旨みが見事に共存。火入れも文句なしで、いつまでも噛み締めていたいと思える味です。


レバー
触感も素晴らしい「レバー」(300円)。
「レバー」(300円)…ぷりっ&なめらかに焼き上げられていて、しっかりとした鉄分の味、濃い旨みを実感することができます。タレの甘さと、カリッと砕ける塩のしょっぱさ、このコントラストも素晴らしいですね。


万願寺とうがらし
香り、甘みが素晴らしい「万願寺とうがらし」。
「万願寺とうがらし」…とても肉厚で、ジューシーなエキスとともに広がる心地よい甘みが出色。深い旨み、甘みを備えた味噌とともにいただきます。


ねぎま(もも)
文句のつけようがない「ねぎま(もも)」(500円)。
「ねぎま(もも)」(500円)…実にグラマーで、針でも刺したらパンクするのではないかと思うほど。溢れ出る肉汁の多さには圧巻! 先端2つがやや大ぶりなので、ファーストインパクトも抜群です。お好みでマスタードを。


せせり(首)
噛むほどに旨い「せせり(首)」(400円)。
「せせり(首)」(400円)…心地よい弾力を備えた首肉は、噛めば噛むほど旨みが溢れます。味の膨張力も特筆もの。とても印象深い一品ですね。


皮
しつこさを全く感じさせない「皮」(300円)。
「皮」(300円)…カリカリ感とみずみずしさを見事に共存させた一品。先端2つには肉もついているので、「ねぎま(もも)」同様、ひとくち目のインパクトも○。


みょうが
「みょうが」(350円)。いつもは脇役のみょうがが、ここでは立派な主役。
「みょうが」(350円)…シャキッとした食感と、鼻腔をくすぐる爽やかな香りが印象的。味噌のやさしい甘みと、焼き目の香ばしさが、そのおいしさをさらに加速させています。「皮」のあとには最高の一品ですね。


砂肝
押し返すほどの弾力を備えた「砂肝」(300円)。
「砂肝」(300円)…ひと噛みごとにシャキシャキッとした弾力を実感。その弾力は歯を押し返すほど強く、それ同等の旨みも備えています。先端2つだけまるごと。3つ目からは半分のサイズです。


ねぎま(むね)
しっとり焼き上げられた「ねぎま(むね)」(350円)。
「ねぎま(むね)」(350円)…もも肉に勝るとも劣らないほどのジューシー感。限りなくしっとりと焼き上げられています。「ねぎま(もも)」は「塩」ですが、こちらは「タレ」。先端2つが大きいのは同様です。


エリンギ
実に心地よい食感の「エリンギ」(350円)。
「エリンギ」(350円)…シャキシャキッとした力強い食感を感じるとともに、濃厚なエキスが口いっぱいに広がります。オリーブオイルの軽やかな香りもたまりません。


そり(腰の付根)
一度食べたらハマる「そり(腰の付根)」(500円)。
「そり(腰の付根)」(500円)…もも肉のつけ根の小さな塊。見た目はまるでラグビーボールのよう。歯を押し返すほどの弾力とともに、ジューシーな旨みが押し寄せてきます。程よい辛み、酸味と、ぶどうの香りが漂うバイオレット・マスタードとともにいただきます。


ぼんぢり(お尻)
1羽から1個しかとれない希少な「ぼんぢり(お尻)」(450円)。
「ぼんぢり(お尻)」(450円)…尻の先端部分で、1羽から1個しかとれない希少品。カリッとした香ばしさの後に、じゅわ~っと濃厚な脂の旨みが押し寄せてきます。


ラクレットチーズ(スイス)
ふ~ふ~いいながら食べたい「ラクレットチーズ(スイス)」(400円)。
「ラクレッチーズ(スイス)」(400円)…表面カリッ、中はとろ~り熱々で、そこから放たれる豊かなコク、芳醇な香りがとにかくクセになります! ワインが飲みたくなる味わいですね。


しいたけ
炭火で焼くと一段と美味な「しいたけ」(400円)。
「しいたけ」(400円)…溢れ出るエキスと椎茸特有の香りが、醤油の香ばしさと文句なしの相性を魅せます。「椎茸は焼くに限る!」ということをつくづく思い知らされます。


チキンティカ(ヨーグルトカレー風味)
インド料理に出てきそうな「チキンティカ(ヨーグルトカレー風味)」(450円)。
「チキンティカ(ヨーグルトカレー風味)」(450円)…皮なしの胸肉を、タンドリーチキン風に仕上げた一品です。やわらかな身質と、心地よいスパイシーさが特徴で、パクチー独特の香りがアクセント。上に添えられたサワークリームが味の決め手になっています。


ズッキーニ
「ズッキーニ」(350円)。こちらはイタリアンを想わせる一品。
「ズッキーニ」(350円)…かぶりつくと、火傷をしそうなくらい熱々のエキスがじゅわ~。ドライトマトの濃縮した酸味、甘み、適度な塩気が、ズッキーニとよく合います。オリーブオイルの香りも○。


手羽
しゃぶりつかずにはいられない「手羽」(400円)。
「手羽」(400円)…皮目のパリパリ感はもちろんのこと、骨まわり肉の旨みが存分に引き出されています。豪快にしゃぶりつきたい一品ですね。


つくね
麻の実入りの珍しい「つくね」(400円)。
「つくね」(400円)…すね肉を使った一品で、タレとの相性がすこぶるいい! 時折ぷちっ、ぷちっと弾ける麻の実の食感も、立派なアクセントとして機能しています。


アニョー(羊のもも肉)
「アニョー(羊のもも肉)」(700円)。フレンチシェフならではの一品ですね。
「アニョー(羊のもも肉)」(700円)…オリーブオイルを塗したノルウェー産仔羊(もも肉)を、しっとりと焼き上げた一品です。強烈ではありませんが、噛めば噛むほど旨みが溢れ、バジルの香りやスパイシーさとともに、心地よい余韻を響かせてくれます。さすがは元フレンチシェフ!


次ページは、焼き鳥のあとのお楽しみ「親子丼」&「自家製焼きプリン」について。
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