青森シャモロック使用の、こだわりやきとり店

東京都足立区の東武伊勢崎線竹ノ塚駅東口は、駅前ロータリーがあり、銀行や商業施設が建ち並ぶ。その一方で、UR都市機構のマンションも林立し、住宅地としての側面も見せている。

そんな竹ノ塚駅東口徒歩約3分の地に、また1軒のやきとり店が誕生した。それが「地どり屋 げってん」。
げってん外観

げってん外観



もともと同区の谷在家には「博多もつ鍋 げってん」という、もつ鍋で有名な店舗があり、その別ブランドだ。一見しただけでは、やきとり店とは分からないような外観。むしろ、喫茶店のような印象も受ける。

店内はカウンターのみ10席程度で、カウンターも煉瓦づくりとなっていて、椅子もしっかりとした背もたれのあるタイプ。そんな重厚な雰囲気は、まるで高級鉄板料理店を彷彿とさせる。マスターは酒依 進さん。「ゆくゆくはスタッフに任せたいけれど、まだ自分で焼くしかない段階で」と笑いつつ、マスター自らが焼き台の前に立っている。
げってん内観

げってん内観



「地どり屋 げってん」の鶏肉は、青森シャモロックを使用している。鶏肉は地鶏系(地鶏&銘柄鶏)とブロイラーに大別される。昭和30年代に、いわゆる養殖的なブロイラーと呼ばれる鶏肉が考案され、安価で出回るまでは、鶏肉は地鶏系しかなく、高価な肉であった。青森シャモロックは、日本三大地鶏の比内地鶏、名古屋コーチン、薩摩若軍鶏に次ぐ人気の地鶏で、「青森県畜産試験場」で誕生した品種で、味も遜色ない。そのため「ねぎの間」(いわゆる、ねぎ間)も300円と、ブロイラーに比べて約3倍の価格設定。しかし、20年の歳月を費やして交配した品種、全て放し飼いで一般の鶏の2倍の年月をかけて飼育されるスタイルゆえの、しっかりとした弾力と奥深い味わいが楽しめる。焼き台には備長炭。ゆえに炭火の香ばしさも。
げってんねぎ間

げってんねぎ間


そして、レバー(380円)も、もちろん青森シャモロックで、秀逸。昨今のトレンドを踏襲した焼き方で、外がカリッと、中がふわっとした食感に仕上がっている。他にもハツ(心臓)、ずり(砂肝)、手羽元などバリエーションもあり、「おまかせ5本セット(1400円)」「おまかせ10本セット(2700円)」などのお得なセットメニューも。「青森県十和田市で青森シャモロックを出すやきとり店に出会い、あまりの美味しさにやきとり店もやろうと思ったのです」と、酒依さん。
げってんレバー

げってんレバー



さらに「地どりや げってん」のもう一つの名物が、“〆ごはん”だ。中でも「焼きおにぎり シャモロック茶漬け」(600円)は大評判で、にんにくと醤油で味付けをされた熱々の焼きおにぎりが、シャモロックで採った温かいスープと相まって、ふくよかな味わいに。もちろん鶏肉も載っていて、食べごたえも十分だ。
げってん茶漬け

げってん茶漬け


<店舗データ>
■地どり屋 げってん
住所:東京都足立区竹ノ塚1-30-17
TEL:03-3859-5185
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜日
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