働き盛りのパパが体験した、とびきりユニークな1年間『経産省の山田課長補佐、ただいま育休中』 |
そこで、経済産業省で課長補佐のときに、1年間の育児休業を取得し、その間の体験を『経産省の山田課長補佐、ただいま育休中』(日本経済新聞社)と題して出版した山田正人さん(現在は独立行政法人経済産業研究所 総務副ディレクター)にお話を伺いました。
仕事の状況を見て、パパが育休を取るのが当然の流れだった
パパの方が、育休を取得しようと思ったきっかけは、何だったのでしょう?「夫婦で同じ役所に同期入省。今回の育休は第3子だったのですが、上の双子の時には妻が育休を取っていたので、今度は自分の番かなという感じでした」
最初の育休の時には、パパの方が忙しく、自然な流れでママが育休を取ったのですが、第3子の時にはママの仕事が山場。ママの方は「ようやく仕事に復帰したのに、また仕事を休まなくてはならないのか?」という思いがあったよう。
そこで、「これは自分が育休を取るのが当然の流れだろう」と山田さんは思ったそうです。