お金を借りる/どうすればいい?お金の借り方教えます

どこから借りる?貸金業者の前に契約者貸付も検討

お金を借りるとなれば、消費者金融、銀行系カードローン、クレジットカードのキャッシングなど、貸金業者などから借りることだけを考えがちですが、ちょっと待って。お金を借りにくい世の中ですし、金利も下がったとはいえまだまだ高い。でも、金利は低くて審査もなくしかも他の人には迷惑をかけない借入先があるのです。生命保険の契約者貸付がこれにあたります。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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どこから借りようか…

お金を借りようと思ったら、貸金業者より先に、生命保険の契約者貸付を検討するのも良いですよ。

お金を借りようと思ったら、貸金業者より先に、生命保険の契約者貸付を検討するのも良いですよ。

お金が必要になったとき、借り先を選ぶにも迷いますね。総量規制の導入が近くなり、どこも借りにくい状態です。借りることはできたとしても、金利は10数%。以前よりは下がったとはいえ、長期にわたると金利の負担は大きいものです。

借り先の選択肢に、生命保険の「契約者貸付」も加えてみてください。金利は貸金業者に比べるとずっと低いのです。しかも、審査はありません。


契約者貸付を行っている保険はどのようなもの?

契約者貸付を利用できるのは、貯蓄性のある保険に契約している場合です。定期保険、医療保険のみですと残念ながら利用できないものがほとんどです。また、貯蓄性のある保険を契約していても、契約期間などにより、借りることができない場合もあります。契約した手のころなどは難しいでしょう。
貸してもらえるお金は、契約している保険の解約返戻金の中から出されます。解約返戻金のおよそ8割(7~9割と保険会社より異なります)が貸付の限度額となります。

利息や借入期間は貸金業者とは違うの?

自分が契約している保険を元にお金を借りるといっても、貸付を受けるお金には利息がつきます。生命保険会社により設定は異なりますが、5%前後としているところが多いようです。これは契約した時期などによっても変わってきます。10%以上もの利息を払うよりはずっと有利ですね。

貸付期間は特に定まってはいません。一括、分割など、いつでも返すことができます。万が一いつまでも返済できない、またはしない場合は、借りたお金とその利息が満期保険金や死亡保険金、解約返戻金などの支払いのときに相殺されます。ここも、貸金業者とはまったく違います。自分のお金の仲から借りるというメリットです。
入院給付金については、契約者貸付と相殺されず、そのまま支払われることも安心ですね。

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