願望と行動の矛盾が結婚を遠ざける
友人A子(35歳)は、ここ数年、「のどから手がでるほど、結婚したい」が口癖なのに、なかなか結婚に至らない。当然だ。だって、21歳の外国人留学生にハマっているんだから。その彼とマジメに付き合っていて、「21歳だけど落ち着いてるし、A子のこと大好きなんだよね」というなら話は別だけど、彼はA子と正式には付き合っていないし、たっくさん女がいそうなモテ男系。彼女とはほんの数回のキスと1度のセックスをしただけだし、1度は告白してみたが、「誰とも付き合う気はない」と言われて、お預け状態。A子はとても魅力的な子だし、仕事人としては十分に大人。だけど、女としてはおぼこいのだろうと思う。男心の微細とか、恋愛と結婚の違いについてあまり考えていない。
流行から定番化してきたパワースポット巡り。神頼みが目的になっていない? |
恋に恋して、夢を見ているんだなと思う。夢の種類はいろいろで、それこそロマンティックで乙女名夢を見ている人もいれば、セレブになりたい!的なギラギラの野心の夢を見ている人もいるけれど、いずれにしろ、恋に焦がれて夢を見ているうちは、リアルな結婚はできない。
使い古された言葉だけど、結婚は現実だ。
恋愛と結婚はまったく別というわけじゃない。恋愛から結婚に結びつくし、相反さないものだとは思う。勢いや甘いトキメキだけでも結婚することはできる、けれど、恋愛モードだけで現実の生活は回らないし、続かないのだろうと思う。
では、どうすればいいのだろう?
それは、後編でお伝えします。