自分のためではなく、彼のために流す涙の効用
自分の都合やトクを考えて流す涙は嫌われるけれど……。 |
だけど、女の涙も時と場合と頻度による。どうしようもない時の“涙の一撃”は、やはり効く。
それは、前述のように自分のために流した涙ではなく、彼のために、2人の関係のために流した涙。
たとえば、彼の身を案じて流す涙。
彼の体を心配するがあまり泣く女を男が可愛いと思わないわけがない。
彼の昇進をよろこんで流す“うれし涙”もそう。
プラスの涙だけじゃない、彼の浮気を知ってしまった時に泣くのも時にはアリだ。
ただし、彼を感情的に責める怒りの涙ではなく、
2人の関係を大切に思うからこそ、悲しくて泣いてしまうという涙だからこそ、彼の心を揺さぶるのだ。
そして。女の涙って、流す理由以上に大切なのは、泣き方と頻度であると思う。
どんな理由で泣くにせよ、しょっちゅう泣いていたら涙の効果はないし、感情的にわーわー泣いていたら男性を怖がらせるだけ。
めったに泣かない女が、ごくたまに堪えきれずにポロッと泣くからこそ、効くのだ。