結婚への理想を下げる必要はない。
結婚できない男女は理想が高すぎると揶揄されがちだけど、「理想を下げる必要はない」というレイコ社長。ホント? |
MMHは、私が日本で見てきた結婚相談所のように、履歴書と数字だけで判断して、カタログショッピング的にとにかく異性に会わせるだけではない、幸せな結婚をするための秘策がいろいろあるらしいとのウワサを聞きつけた。
取材開始から、恋愛の奥義をばんばん語ってくれたレイコ社長。(その詳細は、前編でどうぞ)
MMHに入会したら、まずは、カウンセラーの資格をもったレイコ社長やスタッフのカウンセリングやテストを受け、自分の恋愛傾向や人生において自分が本当に欲しいものを知る。
その上で、本当に今の自分にとって必要だと思う男性をセレクトできるのだという。社長やスタッフは、女性だけではない、男性側とも全員会って同じようにカウンセリングしているから、客観的に見て相性や対策などもアドバイスしてくれる。
「うちで、相手選びと同じくらい力を入れているのが自分磨きと恋愛力アップのためのアドバイスなんです。これまで何万人ものマーケティングをした結果、今の独身女性の最大の特徴は、理想を下げられないことなんですよね。結婚はしたいけど、無理して理想を下げるくらいなら、しなくてもいい。くらいに思っているから、なかなか結婚できないんですよね」
たしかに、その通りだ。とりあえず、仕事や独身生活も楽しいから、本気で結婚したいと思いつつ、夢を見ることもやめられない。30代で独身が全然珍しくない時代でもあるし、どうにも切実になりきれないのだ。贅沢病といえば、贅沢病だけど。
「でもね、自分の理想を下げられないなら、下げる必要はないと思います。その代わり、努力すること。ハイレベルな男性とお付きあいするのは、簡単なことじゃないですよ。自分や恋愛スキルを磨いて、自分がその相手のレベルに見合うところまでいかないと。うちでは、そのためのアドバイスに力を入れています。受験勉強しないと、受験に受からないのと一緒。男性心理を知らなければ、恋愛だってうまくいかないものです」
ファッションやメイクにはじまり、出会いの演出や、第一印象アップ術、関係を深める方法、果ては、恋愛のクロージング(相手にプロポーズしてもらう)術まで伝授、指導してくれるのだという。
さっそく、その一部を体験させてもらうことにした。
体験談は、次のページから。