結婚相談所=カタログショッピングなの?
結婚相談所にいまいち偏見がぬぐいされないのは、「カタログみたいで味気ない」「モテない男女が通うようなイメージ」ゆえ。でも、それも最近は変化している。 |
5年ほど前、雑誌の仕事で日本の相談所については取材したこともあった。その時、「結婚相談所のシステムって、何だかカタログショッピングみたいだなぁ」と感じたのだ。
それ自体は一概にいい・悪いとは言えないけれど、履歴書の中にある、条件や数字や文字だけでお互いを判断し合う感じが何とも味気ない気がした。顔写真が見られるから、視覚的な部分は確認できるけど、その人の匂いも手触りも空気感もわからない。それで誰かを選ぶのは難しいし、そこで誰かに選ばれることも私には信じられなかった。
そこで指導された、「女性は、30歳過ぎたら条件を下げるべき。35過ぎたら、40過ぎたら、もっと下げるべき。だから、とにかく結婚を急げ!」みたいなアドバイスが腑に落ちなかったこともある。
女の年齢=マイナスポイントというのは、今の日本社会ではいまだ常識かもしれないけど、自分にとってはあまり意味や必要性がないものだと思っていたし。それと、自分の恋愛や結婚を他人任せにすることも、何か間違っている気がした。
ただ、その考えも、今年に入って少しづつ変化していた。鈴木おさむさんや、IKARINGなど、「本当に結婚したいなら、お見合いや相談所もアリなんじゃないか」という人たちと対談したのが、その理由だ。
さまざまな経験を経て、もう恋愛ではなく、次は確実に結婚したい人。
恋愛には不器用だったり、恋愛欲求もないから、早く家庭をもちたい人。
そういう人は、良質な相談所を選び、自分の意志とセンスと信念をもって、うまく活用すれば、大きなキッカケやチャンスになるのかもかもしれない--と、このところ思いはじめていた。
そんな期待を胸にいだきながら、件の結婚相談所「マリッジ・イントロダクション・ハワイ」(略して、MIH)のドアを開いたのだ。
MIHの全貌は次のページで紹介します。