出会いがない病の正体とは--?

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数多くの人に出会っているはずなのに、「出会いがない」と思い込んでいる男女は多い。それは、恋愛できない病の一種だ。
「出会いがない」というのは今も昔も老若男女が言い続けているセリフだけれど、実は、本当に出会いがない人なんてごくわずかだと思う。

たとえば、私は仕事柄、毎月必ず新しい男性に出会うけれど、「出会いが少ない」と自己認識している。「出会ってるけど、仕事モードだし、そんなに簡単にピンとくる男はいないし……」という意識があるからだ。

ある知人の男性は、40代半ばにして毎月3回は合コンしているのに、「出会いがない」とキッパリ言い切る。全然カッコよくないし、お腹も出てるけど、菩薩のような柔和な笑顔でレディファーストが身についている男。しかも、広大な病院の跡取り息子。結婚したい女からみれば、モロ“お婿さんにしたいタイプ”。彼自身も結婚願望が強いのに、結婚はおろか、恋愛すらも長続きしないのだという。

「理想が高いの?」と聞くと、「美人は好きだけど、中身重視だ」と反論する。そこで、友だちを5人ほど紹介してみたものの、決して首をタテには振らない。「好みじゃない」の一点張り。よくよく聞けば、彼の認める美人とは芸能人なみの超ド級の美人であることが判明。キャリアウーマンなみに賢くシッカリ者だけど、専業主婦になって自分に尽くしてくれる女性がいいのだという。結局のところ、彼は身の程知らずなほど、理想が高く、“結婚を選べない”病なのだと悟った。

周囲の独身である友人や知人も似たりよったり。出会えない男女ではなく、“選べない男女”が増えている。口では「恋人が欲しい」「結婚したい」と言って、飲み会やパーティーに顔を出すものの、そう簡単には自分からは手を伸ばさない。口で言うほど、結婚や恋愛を欲していないような気がする。なぜだろう。

30代後半にして結婚したの友人男子は言う。恋愛に限らず、年齢を重ねるほどに何かを「選ぶ」ことは難しくなっていくものだと。リスクや失敗のない人生を送りたいと思うからこそ、「情報」を収拾する。年齢や経験とともに「情報」が増えると、そこには「選択肢」がたくさんあることにも気づく。すると、選べなくなってしまうのではないかと。

「30までに絶対結婚しなきゃいけない」という時代ではない。結婚の形もいろいろだし、結婚相手にもいろんなタイプやレベルの異性がいることを知るから、迷ってしまう。

もちろん、「選択肢」がどれだけたくさんあろうと、現実的に自分(の実力=人間力、女力、経済力)が選べる選択肢は、そう多くなかったりするけど……。いい男やオイシー選択を得ている人をハタ目に見ると、自分だって妥協したくないと思ってしまうのは至極、自然なことだ。その結果……「そこまで好きじゃない人と付き合うくらいなら、ひとりでいたほうがいい」という結論に達するのだろう。

恋愛以外の面で恵まれているゆえに、「身の丈を知る」ことができない。たとえ、知っても妥協できない。経済的に自立していて、日々が楽しければ、恋愛や結婚に危機感を覚えないのも仕方ない。これが、男女に共通する「選べない病」の正体だ。

それでも、結婚したい30女は、一体、どうすればいいんだろう? 答は、次のページで!