イケメンよりも惹かれるのは、フェチ心をくすぐる男
こだわりを捨てるべきルックスと、こだわるべきルックスの境界線って? |
太い首から、ガッシリとした肩、上腕二頭筋まではアルプス山脈のごとし。すばらしい筋肉の尾根ができている。常々、「何はなくとも筋肉フェチなの?」と話していたアルテイシアのモロ好みの男だったのだ。しかも、アルテイシアと付き合った効果か、そこらの男より全然、小綺麗だしっ!
アルテイシアが熱弁していた、「こだわりを捨てるべきルックス」とは、表面的な部分。“半袖のワイシャツ”とか、“角刈りの髪型”の部分だったんだね。たしかに、そこは、お金や学歴や乗ってる車などのスペックにこだわるのとイコールだ。
すべてを剥いだルックス惹かれるかどうかは、本能の問題だし、だからこそ大切なことなのかもしれない。裸になった彼に残るのは、性格や性質のような内面とともに、生身の身体なのだ。もちろん、「イケメンがいい!」というわけじゃない。フィジカルな好みって、実はものすごく人それぞれだ。
いわゆるカッコいい男ではないけれど、なんとなく惹かれちゃう男や近づいてみたくなる人っている。
ポイントの1つは、フェチ心だなとも思う。アルテイシアの筋肉フェチだけど、私は筋肉に特に興味がない。以前、「男の好みは人それぞれ。自分のマニアになってくれる男を探せ!」というコラムを執筆しましたが、その逆もしかり。人を好きになるときにも、自分は何マニアなのか意識しておくことが有効だ。
それってどういう人だろう?次のページでは、私の例をあげて掘り下げてみたいと思います。